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mamezouya
社会人モラトリアム
社会人になって早数ヶ月、
仕事を始めてから価値観が変化したことは多くある。
学生の時よりも何かになりたくて、何にもなれてない不安定さを感じることが多くなった。
学生時代を通してモラトリアムな時間を過ごしてきたが、むしろ社会人になってからアイデンティティを確立しようとモラトリアムに過ごしているように感じている。
仕事で結果を残したい、プライベートを充実させたい、〇〇したいは日々増えているように思える。
モラトリアム・・・債務支払いの猶予期間。
自己を発見し、社会的成長に至るまでの精神の準備期間。青年期にみられる。
社会人になることが債務支払いと例えると、支払いまでの期間が学生時代にあたる。社会人になることが債務のように切迫感のあるもののように感じられる。社会人になっても自分で立てるようにならないといけないと焦っていた。
これまで大切にしてきたものを忘れて数ヶ月間仕事に没頭していた。
忘れていたからこそ、大切に思えてくるものも多くある。
お金で選択肢の自由を得ている実感と、
お金以上の何かをふと忘れてしまっているのではないかと強烈な不安を感じる。
本来ジレンマになることでもないはずなのに、そのように感じてしまうのはなぜだろうか。
そろそろ目的地、降りないと。
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