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noteを始めて1カ月の気づき

noteを始めて、あっという間に1カ月がたった。この1カ月で更新した記事は、10個。
UPしたけど納得がいかなくて、引いたものが2個。書いては見たけど形にならなくてくすぶってるものが、6個。

ひとつ前の記事が完成したら、5週連続更新のお祝いメッセージが出てきた。

とりあえずコンスタントに更新できた。

よかった。よかった。
なによりも、「あー書かなくちゃ!」という義務的な気持ちで書いていることがほとんどなかったのが嬉しい。
自粛生活なのも手伝って、時間にも余裕があり、作ることを楽しめた気がする。


見知らぬ誰かだけでなく、知ってる人にも見られることの想定で上げてしまっているから、毎回「大丈夫か。赤っ恥を書いていないか。」という気持ちになって、それが一番苦しい。

書いたよって告知はするけど。よかったら読んでね!とは言えない。恥ずかしさに気持ちが悪くなってしまう。


でも、今年の目標は「自己開示」だから。
自己開示にしたからには、どう思われるかは気にせずに、それなりの自己表現をしなくては。
もともと、ブログをずっとやりたかった。
ノートを見ると、「始めたい」って言葉が定期的にぽつぽつあって。
思ってることもいっぱいあって。
どんだけやりたかったんだろうか。と自分でも笑ってしまう。

こんな記事でも、読んでくれる人がいるのは本当に嬉しい。知り合いでも、友達でも、知らないどこかの人でも。
読むことは、ある程度時間を頂戴することだから。
貴重な時間をこんな記事に割いてくれてありがとうございます。
って気持ちでいっぱいになる。



いつか、何も浮かばなくなったり、飽きてしまったりすることもあるかもしれないけど。続けられたらなと思うまだ一カ月。

 人に読まれることを意識して、日記でもなく、自分らしい発見を考えながら書く。こんなにたくさん書いたの初めてかもしれない。


(3月に一つ隠れてる🌻 カレンダーは大好きなのがちゃんねるさんの)


たくさん書いてみると見えてくることもある。


〈気が付いたこと〉

・「1記事には1メッセージ」が難しい。
 私にとってこれがかなり難しいことが分かった。漠然と「これ」と「あれ」を使って「○○」について書こう!と思っていても、導入部で使おうと思っていた「これ」が書き出したら、予想外に筆が進んで、すごく分量が多くなることがある。結局「○○」からかけ離れたものになって、君は素材じゃなくて、主題だったのか!と自分でもびっくりするときがある。
あんまり長くなっても読みたくなくなるし、導入ばかりに凝って後半が力尽きることもままあるので、潔く独立させてしまうのが吉と気づいた。
そうやって予想外にできた記事が2,3個ある。そうやってできたものの方が満足度が高い。




作家が似たような話しを量産する理由がわかる
 短編小説家の話をべらーっと読むと、細かいところが微妙に違うだけで、筋は似たような話が複数ある場合がある。なんでそんな二番煎じみたいなものを作るんだろう、と思っていたけど。書いてみると、なんとなく理解できるような気がした。書いていると、これって、こういういじり方もできるけど、こういう路線でもいけるな…みたいな分岐点に立たされることがあるのだ。迷って迷って、今回はこっちの道を採用するけれど、いつかはあっちの道もどうなるか見てみたいという気持ちになってくることがある。作家さんの頭の中でもそういうことが起こっているのかも。だから、筋の似た違う話しがあるのかも? パラレルワールドみたい。



・何かが降りてくる感覚がする。
 うん、とても怪しい話に聞こえる。Michael Jacksonが創作に関して語るとき、「気が付いたら曲がまるまる頭の中に入っていた。」とか、「これは僕が作曲したというより、そのまんま降りてきたんだ。僕の名前でクレジットすることすらおこがましいと感じる」みたいなことを言っていた。
自分はあくまでも媒介する者で、その辺にあるものが自分を通して降りてくるということらしい。
そんなことある?(笑)また天才は言うことが違う。凡人には理解できないな~と思っていたけど、書いてみるとわかる。ある。
滅多に起きないけど。構成を頭で論理的に考えるのとは違って、言葉とか考えがするする~とどこからか出てくる。あれ、自分は直前までこんなことを考えたことはなかったのに、誰が書いたんだこれは。という変な気分になった記事が一つだけある。
たぶん、そういうのを閃きと言うんだろうけど。
そういえば、ミケランジェロも彫刻を作るとき、もともと石の中に造形が眠っていて、そこにあるものをただ掘り出しただけ、などと言い残している。芸術って、そういうスピリチュアルな要素が確かにあるのかもしれない。


・文体の癖に気づく
 たくさん書くことによって自分の文体に一定の癖があることに気が付く。あ、また同じスタイルで書いているな、とわかるようになった。「具体的単語を並べて、一文でまとめる」私はこればっかり繰り返し乱用している。無意識だったんだけれど。何度も書いていると、あらこれも、これも?と癖に気が付いた。もっと引き出しを増やしたい。


変わったものが好き×→深みのあるものが好き○
 ずっと変わったものが好きだなーと思ってきたけど、いろいろ取り上げているものを改めて眺めてみると、ちょっと違う。エキセントリックではなくてコンプリケイテッドなものが好きなのだとわかった。時間をかけて咀嚼して、理解して、そのプロセスが楽しくて。自分なりに深めて、自分だけの何かを発見することが好きなんだな、わたしは。



・夜の方が書ける
 仕事があるために必然的に夜に書くことが多いけど。絶対に夜の方が書きやすい。しかし、「ラブレターは夜に書いてはいけない」という言葉が示すように、夜に書いたものはその時はよくても、見返すととんでもない内容になっていることがある。それでなくても、書いてすぐは失敗が見抜けない。書くのは夜。朝確認する。夕方くらいに上げる。これがよさそう。



・明るい感想をくれる人がいる 

自分をさらけ出すことにはリスクがある。これまでの経験上、それで嫌な目に遭うことの方が多かった。だから自分を出すのが苦手だった。でも勇気を持って振り切って、本当に楽しんで好き勝手にやっていると、いいねっていってくれたり、私もやってみようかな!と賛同してくれる人がいたり、深い話ができたりする。楽しいことの方が多くてちょっとびっくりした。ありがたみと幸せで踊りたくなる笑 本当にありがとうございます。




 とりあえず、30記事くらいまではただただ自己満足に書いてみたいなぁと思っている。

自己満足、自己満足。

と言葉を繰り返し言い聞かせていたら、今週のしいたけ占いにまで、「今は自己満足でいいんですよ」と書いてあってびっくりした。


しいたけ先生が言うならまちがいない。

これからも気ままに書いていこう〜。

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