良いマーケターの生き方とは【433/500】
会社も納めて、自分の時間が出来たので更新します。株式会社はこの亀谷です。
現在は、インターネットマーケティング事業をやりながら、人の集まる担々麺屋、母とのコラボnoteの運営など、新しいコミュニケーションのあり方を模索しております。
2021年は「資料作成&プレゼン大全」を発売しまして、無料セミナー実施中です。
世の中から少しでも非効率な資料作成がなくなれば良いなぁと思い、ボランティアでやっていますので完全無料です。
毎回ブラッシュアップしていっておりまして、なかなかの仕上がりになっておりますので、ご興味ある方いらっしゃいましたら、社内研修などに是非お使いください。
本日は「良いマーケターの生き方とは?」について書きます。
ひとりでやっていたころは悩んでなかったのですが、社員が増えるにつれて悩むようになってきたことを今日は書きます。
まずは何に悩んでいるのか言いますと、
「1つの案件でどれだけ粘るのか」
というところです。
正直なところ、私は逃げるのが嫌いなので、受けた案件に関しては、相手から切られない限り、極限まで結果を追いかけます。
周りから見ると必死すぎて気持ち悪いくらい、目標達成に対してシビアです。
ただこのやり方をやっていると結果を出すまで売上は上がりません。
会社からの評価も相手からの評価も結果が出るまで上がりません。
このやり方で17年間この業界で生きてきて、それなりに結果も出してきました。
逃げなかったからこそ学べたものも多いです。
ただ、これを経営者として、全社員に求めるのが良いのかが、最近良く分からなくなっています。
このやり方、歩く道は修羅の道。人を選ぶんです。。。
マーケターの仕事は空気を売る仕事
私は自分の仕事のことを「空気商売」と呼んで、若干卑下しています。
マーケティングの仕事なんて、売っているものは財産にならない空気のみ。
まだ飲める水を売っている「水商売」の方がちゃんとしたものを売っている。
だからこそ結果を出さないと意味がない。
と思って仕事をしています。
KPIを設定して、効果測定していない広告は、そこまでの責任感をもってやっていないひとがほとんどです。
ただダイレクトマーケティングの仕事は100%結果が出ます。
小さくテストかけてみて、駄目なものは駄目。
駄目だったら成功するまで考え続けなくてはなりません。
もちろんその間にもコストはかかり続けますから、それを挽回できる施策を打ち続けなくてはなりません。
答えのない終わりの見えない作業とどこまで戦えるか。
それがダイレクトマーケターの醍醐味だと思います。
この世の中、会社名とかサービスとかを楯にして、大した経験もしていないマーケターが売上のために働いているというのが実情です。
そうはなりたくない。
でも、そこまで自社の全員を追い込むと会社の運営が難しい。その矛盾に苛まれています。
言っていることは絶対に間違っていないはずなのに、世の中の流れと逆行して、会社というはこでは本当にやりたい方向でやりづらくなってしまう。
なんとも難しいところです。
価値を提供するためには結果が必要
マーケティング業界というのは、どんなに頑張っても人が動かないと上手くいかない業界です。
導入すれば改善するツール的なものが存在しますが、そんなもので全てが改善するのであれば、世の中の仕事は全て良くなっています。
多くの人が介在することによって起こる多数のイレギュラーを読み切り、その会社にあった状態に仕上げることが出来るのは、システムではなく人だけです。
その可能性を追い求めること、思考を極限まで深く落とし込み、結果として実践してみせるというのが、この仕事の醍醐味だと思うのですが、そこを理解してもらうのが難しい。。。
結果を出せば、それが人的資産になり、それが自分の価値になるのだから、チャンスを与えてくれたお客様の仕事をやり切るのは当たり前。
結果が出てない場合は、その分、報酬が落ちるのも当たり前。
のはずなんだけどなぁ。これじゃ会社にならない。。。
この矛盾をどう採用と教育と制度で乗り越えていくのかが、来年の大きな課題です。
難しい!
もう少し年末年始に悩もうと思います。
現在、母とのコラボ企画を行わせていただいております。サポートいただいたものに関しましては、全て実家の母の創作支援費用として利用させていただこうと思っております。何かお礼できることがあれば考えますので、お気軽にご相談ください。いつもありがとうございます! かめ