見出し画像

努力とは何なのか?【472/500】

評価面談の時期になりました。株式会社はこの亀谷です。

今日は、朝から評価へのコメントをポチポチ書いています。

その中で思った「努力とは何ぞや?」について、思うところをまとめておきます。

かなりどうでも良いことを考えていますので、お時間に余裕があれば、お付き合いください。

「努力」とは何かを考える

評価の時期になると、よく「努力」を評価するかしないか的な話が出てきます。

努力したんだから評価してくださいよ。

このコメントには常に違和感を感じていて、なんでこれに違和感を感じるのかなぁと考えていました。

答えとしては単純で、

評価は「結果」に対してされるものだから。「結果」の出ていない努力は評価のしようがない。

なんですけど、これでは味気がない。

そこで、この感覚を理解できないのは、自分が「努力」という言葉を正確に理解していないからなのではないか?と思い、「努力」を辞書で調べると

「努力」とは

目標の実現のため、心身を労してつとめること。ほねをおること。

と書いてありました。

つまり「努力」とは、目標実現に向かっている状態のことのようです。

まぁ、この意味を使っても結論は同じですが、なおさらビジネスで「目標」に辿りついていない「努力」は、まだ道半ばということで評価が出来ません。

目的地を決めて、歩いていようが、走っていようが、車に乗っていようが、目的地に到達していなくても、本人が「努力」だと思えば「努力」になってしまいます。

そこに何の意味もありません。

それなら「努力」はどうすれば評価できるのか?

「努力」したという状態が、目標が実現するまでの道のりであるとすれば、評価してほしいと言われた場合、今、対目標でどの辺にいるのかを確認することは出来ます。

「じゃ、今、目標に対してどの辺にいるの?」

と質問するのは、ありなのではないかと。

それに対して具体的に「この辺にいます。」と返ってくれば、

「あと少しじゃん。頑張って!目標達成したら評価するよ。」

というコメントでOKです。

でも、もしかすると「分かりません」とか「目標を見失いました」とか返ってきたら、「その努力は間違ってるね。」と回答して一緒に目標の位置を確認して、その努力の方向性を修正してあげる必要があります。

ただ、この場合でも目標までの方向が調整出来たら、

「よし目標に対して方向修正できたね!次は頑張って!目標達成したら評価するよ。」

となります。

結論、目標に到達していない「努力」は評価が出来ません。

結局「努力」とは誰のためにするものなのか。

野村監督が「努力に速攻性はなし、でも努力は裏切らない」と言っていましたが、結局は「努力」って、本人が目標に向かうためにするものです。

目標に向かって「努力」していれば、目標に近づいてはいくはずなので、時間をかければいつしか結果は出るのでしょう。

ただ間違った方向への努力は、それはもはや「努力」の定義を考えても「努力」と呼べなくなってしまうので意味がありません。あくまで目標に向かっていることが重要です。

「努力」を評価することは出来ませんが、あまりに目標を遠くにおいてしまったために、「努力」の継続が難しくなってしまう場合があります。

その場合は、一度目標を調整して「努力」の継続を促すことは可能です。

あくまで評価は結果に紐づくものなので、目標自体を近づけて、リターンを調整しなおし、それに対する「努力」を求めるというのは有効に働くと思われます。

「努力」って言葉が良いのか悪いのか、こんな言葉がそもそもいるのかが良く分からなくなってきましたが、この言葉を使って目標に向けて発破をかける文化が存在しているのであれば、「努力しなさい」という方も、もう少し明確に「努力」の仕方を定義してあげる必要がある気がします。

上司、部下の関係性っていうのは、この「努力」という言葉が無駄にならないように、調整してあげるために存在しているのでしょうね。

目標への道筋を努力という言葉を使わずに自分でコントロールできるようになることが、ある意味成長なのでしょう。

どうでも良いことを長々と書きましたが、日曜ももう終わりますね。

来週も頑張りましょう!

現在、母とのコラボ企画を行わせていただいております。サポートいただいたものに関しましては、全て実家の母の創作支援費用として利用させていただこうと思っております。何かお礼できることがあれば考えますので、お気軽にご相談ください。いつもありがとうございます! かめ