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山登りは人生を教えてくれる【263/300】

株式会社はこの亀谷です。

9月も最終週となりました。本日から2度目の手術のために入院しましたので、病室からお届けしております。

さて、先週、日本で2番目に高い山「北岳 3,193m」と、3番目に高い山「間ノ岳 3,190m」に登ってきました。

そこで今日は「山登りは人生を教えてくれる」というテーマで1本書いておこうと思います。

山登りは人生や仕事につながる学びが本当に多いです。

山登りから得られる学びとは?

毎回山登りに行くたびに、山登りと人生は似ているよなぁと思いながら山を登っています。

見えない頂に向かって1歩ずつ登っていく。

この過程は人生と比較しても似ている点が多く、山登りと比較しながら人生を考えることで人生の解像度を上げることができます。

もし何か迷うことがあるようであれば、少し高めの山を登りながら、今の自分の位置を考えてみるのは良いかもしれません。

具体的に、どんなところが似ているのか?

今回はそれをひとつずつまとめておこうと思います。

遠くから見ると山の全容は見えるが、いざ近くにいくと頂上が見えなくなる。

まずはこれですね。

山って遠くから見ると全容が見えているのに、いざ登山口まで来て登り始めると、自分がどこにいるのか分からなくなります。

特に高い山だとどこまで登ったのかが分からずに不安になることもありますが、前に進んでいることだけを信じて頂上を目指さなければいけません。

事前準備が重要!

事前準備が重要です。

装備を整えることでツラい山道を楽に登れたり、経路を事前に確認しておくことで自分がどこにいるのか分からなくなる不安を軽減させることが出来ます。

植物、地形など山に関する知識を事前につけておくと、登っている時に楽しみ方が変わってきたり、困ったときの対応もしやすくなります。

一歩一歩登っていけばいつかは頂上に辿りつける。

山道は頂上に続いていますので、どんなに高い山でも道のある山は1歩ずつ歩いていけば、必ず頂上に辿りつけます。

頂上が見えなくて苦しい時は、目の前の1歩1歩に集中することが重要です。

どんなに頂上が見えなくとも、ある一定時間歩いた後に後ろを振り返ると、自分の力でどれだけ前に進んだかを確認することができます。

ツラいときには少し後ろを振り返り、自分が進んだ距離を確認してみましょう。

傾斜を調整しながら頂上を目指す。

山は頂上に向かってまっすぐ登ると、距離は短くなりますが、その分傾斜が厳しくなります。

斜めに登ることによって、距離は遠くなるけど傾斜が軽くなる分登りやすくなります。

体力・筋力と相談しながら、傾斜を調整しつつ前に進むことが重要です。

途中で頂上が見えると、頂上までの道のりを長く感じるようになる。

苦しくても1歩ずつ前に進んでいると、途中で頂上が見えることがあります。

ゴールが見えなかったらから1歩ずつ進んでこれていたのに、いざ頂上が見えると残りの距離に挫折しそうになったり、あともう少しという距離が意外と長く感じたりします。

特に苦しい時は、中途半端に頂上を見てしまうよりも、目先の一歩に集中した方が頑張れます。

頂上からしか見えない景色がある。

頂上からしか見えない景色があります。

人の目から見える景色は、写真とは全く違います。人から聞いた話と、自分で見た景色も全く違います。

山の上からの景色を見るためには自分で登るしかありません。それが山登りの醍醐味です。

頂上で得られる感動は一瞬。

これも山登りあるあるですが、どんなに苦しい思いをして登っても、頂上にいる時間はわずかです。

景色にも慣れてきますし、そこにい続けてもそんなにやることがありません。

どんなに高く険しい山を登ったとしても、その後すぐに次の山を目指すか、下山するかを選ばないといけなくなります。

上りもつらいけど、下りも意外とつらい。

山って登るのもつらいんですけど、意外と下るのもつらいです。

特に大きい山や険しい山になればなるほど、下りの方が大変だったりします。

頂上までたどり着いて、あとは下るだけ。

なんて思っていると、下りで怪我をしかねませんので、下りは下りで慎重に対応する必要があります。

山登りは人生の縮図

山を決めて登って、無事に下りきるまでが山登りです。

大きな山になればなるほど、時間もかかりますし、リスクもあります。

登ってからも、いつ下るかを決めきれないと、下山の途中で死んでしまうかもしれません。

この人生100年時代、自分はどんな山を登っていて、どうやって下っていくのか。

山登りのシチュエーションに当てはめて、自分の状況を考えてみるといろいろな気付きが得られて楽しいですよ。

より実感したいという方は、是非高い山に登ってみてください。

それでは、皆様、良い週末を!

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亀谷 誠一郎 / 粛々と働きます
現在、母とのコラボ企画を行わせていただいております。サポートいただいたものに関しましては、全て実家の母の創作支援費用として利用させていただこうと思っております。何かお礼できることがあれば考えますので、お気軽にご相談ください。いつもありがとうございます! かめ