見出し画像

親は子どもに背中で語るべし【13/365】

「家族とのコミュニケーションを増やす」を目的に、母親と今までの人生を振り返るブログを投稿しています。本日で13日目です。このnoteは、ライター 長男 / イラスト 母 / 各種ディレクション 妹で運営しております。

今日は我が家の父の話をします。

子は親を見て育つと言いますが、今の私が、どんなにブラック企業で働いていても不思議に思わない理由は、完全にこの父親にあります。

The九州男児。

口数が少なく、仕事で家にはほぼおらず、たまにいたとしても、マナーに厳しく、何かと怒るので、たまに休日家にいても家族からは避けられるという非常に不器用な父でした。

私は小学校までで実家を出てしまったこともあり、父と一緒に過ごした思い出は少ないのですが、自分を語るにあたって父の話を抜きにしては語れないため、今日は父に関して書いていきます。

始発で会社に行き、終電で家に帰ってくる父をもつ

このイラストを見ると、どこぞの映画に出てくる殺し屋のようにしか見えませんが、うちの父はこんな感じでした。

というか40年経った今もこんな感じです。

スーツをバリっと着こなし、胸には懐中時計。ハットを被り、常に磨かれた綺麗な靴を履き、アタッシュケースをもって通勤するというこだわりのカタマリ。

常に朝は始発で会社に行き、夜は終電で帰ってくる生活を送っていたので、小さいころはほとんど会った覚えがありません。

職業も多分システムエンジニアだと思うのですが、それすら自信がないくらい話をすることがありませんでした。

毎日自分を貫き通し働いている父を見て、大人って凄いなぁと子どもの頃は思っていたものです。

九州男児すぎるのも玉に瑕

そんなこだわりの強い父ですが、本当に家族との付き合い方が下手でした。

もっと気軽に家族に溶け込んでくれれば良いのですが、単純に不器用な上に、家族の頭の中にある今までの硬派なキャラクターが邪魔をしてしまい、たまにジョークでも言おうものなら、家族全員がどうしたどうしたと対応に困ってしまいます。

家族を支えるために一生懸命仕事に向き合ってくれていたのは分かりますが、あの当時もう少しオンとオフの使い分けを上手に調整して、家族と付き合えっていれば良かったのにと、長男としては思います。

でも、過ぎてしまったことは仕方ありません。

仕事面で今の自分があるのは、当時必死に働いていた父がいたおかげと素直に感謝しているので、もう少し時間をかけながら父と家族の関係性を作っていきたいと思います。

世のお父様方も働き過ぎには要注意ですよ。

▼最後までご覧いただきありがとうございます!▼
よろしければ、家族全員やる気がでますので、「コメント」、「スキ♡」をぽちっとしていってもらえると嬉しいです!

現在、母とのコラボ企画を行わせていただいております。サポートいただいたものに関しましては、全て実家の母の創作支援費用として利用させていただこうと思っております。何かお礼できることがあれば考えますので、お気軽にご相談ください。いつもありがとうございます! かめ