莉子アンジェリカ/バースヒーリングコンサルタント

存在価値が無いという自己イメージを払しょくし、性と人生への安心感と喜びを育み、豊かな感…

莉子アンジェリカ/バースヒーリングコンサルタント

存在価値が無いという自己イメージを払しょくし、性と人生への安心感と喜びを育み、豊かな感情表現とコミュニケーション技術をレッスンしてゆくことで、生まれもつ魅力の表出をうながし、人生をしなやかに運転できる『その人らしい自立』をサポートしています。知恵がお役に立ちますように。

最近の記事

最愛のひと、それはお父さん(4)

突然ですが、わたしは2回目の結婚で、もうあきらめていたときに赤ちゃんを授かりました。 年齢は40歳になっていました。 当時、わたしは再婚して1か月目で、元夫が浮気をしていたことを知り、殺人者と呼ばれて鬱になっていた結婚生活をおえて、ようやく今度こそ幸せになれる…と思っていた矢先のことだったので、さすがに元気なふりができなくなってきていました。嘘、ここに極まれり、ですね。 ですがわたしは、子供のころから一本筋の通った ”泣いても仕方がない” ”誰も助けてくれないんだか

    • 最愛のひと、それはお父さん(3)

      わたしは、お父さんがいないことを全く気にも留めていませんでした。 少なくとも、子供のころはそうでした。それは大人になってからも同じように、気にしていませんでした。いないのは私にとって当然のことだったからです。 でも、結婚をしてみるとなぜかうまくいかないのです。 わたしは大人になって、2回結婚を経験しました。そして、2回とも離婚をしました。最初の結婚は、9年間続きましたが、ある日とつぜんに終わりを迎えました。そのときは、危篤状態だった義母を死に追いやったのがわたしだと、元

      • 最愛のひと、それはお父さん(2)

        今となっては、夢なのか現実なのかわかりませんが、わたしがおぼろげながら覚えているのは、保育園の時代の私のことです。 わたしは、ピンク色をした、桜の花のかたちをかたどった名札をしていました。 その名札には、お父さんの名字につづいて、私の名前が書いてありました。 叔母の家にいた時のことです。 お母さんに呼び止められた私は、お母さんから、こんな言葉を聞きました。 「明日から、名字がかわるのよ。これからは〇〇という名字になるからね」 わたしは、いやだなあと思いました。

        • 最愛のひと、それはお父さん

          お父さん、お父さんがわたしの元を去ってから、もう40年以上たちましたね。 わたしが三歳の時に、お父さんとお母さんは離婚をしたと、だいぶたってから、わたしのお母さんから聞きました。 「どうして離婚をしたの?」 そう尋ねると、お母さんはいくつか理由を話してくれました。 それは、当時の私には、あまりにも他愛のないことに思えました。 半日で家事が終わってしまうから働きに行きたいといったのに、お父さんが許してくれなかったことや、趣味や好きなことがあわなくて、お母さんは一生懸命

          はじめまして、よりこです。

          はじめまして。自分の性といのちを諦めた方のセクシャリティをV字回復させるための総合ヒーリング、『バースヒーリングコンサルタント』の兵藤よりこです。 今日から、わたしの性といのちが救われて、深い安心感と心の喜びが戻ってくるまでの軌跡をかいていきます。 なぜ書こうと思ったかというと、わたし自身はまったく気が付かなかったのですが、どうやらわたしは、とても強い自殺願望をもっていたことがわかったからです。 それがわかったのは、本当につい最近のことです。 20年ほど前から、なぜ人と一緒