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旅狂いの新婚旅行記(予約編②個人手配向け便利サイト)

前回の記事で旅行会社ではなく個人手配で新婚旅行を予約した経緯をつらつら書いたのですが、実際どうやっていつも予約したり、情報収集したりしているのかというところまで書ききれなかったので追記です。
使えるリンクもつけときます。
(企業案件では全くありません!1銭ももらってないです!)
一度でも個人旅行で予約したことのある方からしたら当たり前の情報ばかりかもしれないですがご勘弁を…!

個人旅行に語学力は必要?

海外旅行を個人手配で行くという話をするとよく聞かれるんですが、正直全然必要ではないです。予約するときも旅行中も基本カタコトで無問題。これが理由で個人旅行にハードルを感じてしまっているなら正直とってももったいないです!
なぜなら最近はオプショナルツアーやホテル、航空券も日本語のインターフェースで予約できるサイトがあるし、機械翻訳も発達しているのでどうしても英語で何とか読み解かなくちゃいけないときはコピペして訳してしまえばいいのです。自分から問い合わせしたいときも日本語で書いた文章を機械翻訳かければまあそこそこ通じる文章にはなるので、後は相手にがんばってくみ取ってもらいましょう。それくらいの図々しさで大丈夫です。

強いて言うならむしろ、渡航先(特に英語圏以外の場合!)の言語で「こんにちは」「ありがとう」「おいしい」を言えるようにしておいたほうがコミュニケーションには役立ちます。

機械翻訳を上手に使うコツ

やっている人もたくさんいると思いますが一応ここで機械翻訳とうまく付き合うコツを一つだけ。自分で文章を書くときは必ず最後に逆翻訳でチェックを入れてみてください。

簡単な例です。言いたいことを日本語で書いたら赤丸の⇆で逆翻訳!
荷物を預かる側の文章になってしまっていることがわかります。
yourではなくmyに修正すれば解決!

もっと使える言い回しを調べたいときはこちらが便利。

ネイティブの回答が見られるので頼りになります。私はこれ仕事で英文メール書かなくちゃいけない時も使ってます(笑)

日本語で見られる予約サイト

航空券

・スカイスキャナー

使用時の注意などは前回の記事を参考にしてください。
結局これが一番見やすくて安いのが探せると思います。

・トラベルコ

どちらかというとトラベルコは格安ツアー探すのに向いてるかも。
あとはスカイスキャナーのやばい提携先サイトを見抜く自信がない場合はこちらのほうが安心です(笑)

ホテル

定番だけどこの2つ見比べておけばほぼ網羅できます。
・ブッキングドットコム

・エクスペディア

https://www.expedia.co.jp/

個人的にはどちらかというとブッキングドットコムのほうが使いやすく感じるかな…大差はないです。会員のみの割引とかあるので面倒でも登録したほうが良いです。
ホテル選ぶ時は街歩き中心の旅行の場合は立地(おすすめは複数路線に乗れる駅の近くかつスーパーが徒歩圏内であること)を最重要視、リゾートでのんびりの場合はホテルのサービスや施設重視がおすすめです。
ヨーロッパの安いホテルなんかだと朝食しょぼいのに1500円近く追加で取られることあるので、近所のパン屋さんにでも行くことにして素泊まりにするほうが全然満足度高かったりします。逆にリゾート地でのんびりする場合はホテルはオールインクルーシブでご飯もおいしそうなところがいいですよね。

あと神経質なタイプでなければ日本人の書いているホテル口コミはあんまりあてにしないのが良いです...個人的な体感ですが、なんかこういうサイトに口コミ書いてる人結構変な人多くて…。
「メインストリートに面していて立地は便利だったが夜遅くまでうるさかったので星2」とかみると、それは当たり前では…?メインストリートで夜閑静な住宅街みたいになるところ日本でも無いだろ。と思ってしまったり…
「日本語通じるスタッフが少なかった」とかも…。
参考にするなら「Wi-Fiの通信速度」とか「シャワーの水圧」あたりにしておくのがいいです(笑)

あと今回の旅行で気が付いたんですがグーグルマップの検索が優秀でした!

「ミラノ ホテル」で検索。
日にちや予算で予約できるホテルが絞れて地図から選べる~!
候補のホテルを選ぶと予約できるサイトが表示される仕様。
めっちゃ便利。え、前からこの機能ありましたっけ?

オプショナルツアー

個人では行きにくい観光地をカバーしてくれるのがオプショナルツアー。私は基本的に郊外の観光地に連れて行ってくれる日帰りツアーなどを選ぶことが多いです。
初めて行く場所でメトロやバスを乗りこなせるか不安という方は市内観光のオプショナルツアー入れておくというのもありかも。
(余談ですが海外の市内バスは難易度高めなのでメトロやトラムがある町はそちらをメインの交通手段にするのがおすすめです。)

・ベルトラ
日本語で予約できるかつ現地でも日本語でガイドしてもらえるツアーが多い。
日本人のガイドさんだとやっぱり安心だし、説明も細かいところまでよくわかる反面、英語ガイドのツアーよりは割高になります。あと複数名のグループツアーだと参加者が全員日本人なのでちょっと海外きた感が薄れる(笑)
その分現地で仲良くなったり情報交換できたりするメリットはありますけどね!何を良いとするかは人それぞれの好みかなと思います。

・Get Your Guide

https://www.getyourguide.jp/

安さ重視であればこちらがおすすめ。ただしこちらは日本語ガイドがいるツアーはかなり少なめです。
直前でも予約でき、ツアーによっては24時間前までならキャンセルも無料だったりするので、現地で急にやっぱりオプショナルツアー行きたいなと思ったときに追加したりとか柔軟な使い方ができます。

私はヴェネチアのゴンドラは天気いい日に乗りたいので現地ついて天気予報見てから予約する日を決めようかなと思っています。

・Viator
こちらは英語サイトになってしまうけど同じようにオプショナルツアーの検索ができます。今回は使わなかったけれど検索はしやすかった!

鉄道

今回イタリア国内はすべて鉄道での移動にしました。イタリアは都市間の移動は鉄道が一番便利そうでした。安いし。
他に私が行ったことがある国でいうとフランス・スイスも鉄道が充実していましたね。逆にバスのほうが便利に感じたのはスペイン・ポルトガル・チェコあたり。学生時代の情報なのでまた最近は変わっているかもしれませんが…

イタリアは鉄道会社が2つ(トレニタリアとイタロ)あるのですが、こちらのOmioというサイトだとその2つの鉄道会社をまたいで乗り換え検索や予約ができてとても便利でした。

https://www.omio.jp/trains

予約時に多少手数料(4€くらい?)がかかるようですが、日本語で見れてわかりやすいし、2つの別の鉄道会社のサイトを行き来して予約する手間を考えたら全然こっちのほうがいいかなと思いました。

ミラノ→ヴェネチアで一人3,000円くらい!早朝出発とかだともっと安かったです。
ちなみに気になって調べたらミラノ→ヴェネチア間は東京→浜松間くらいの距離感でした。日本の新幹線より全然安い。

予約が完了するとメールで電子チケットが送られてきます。アプリ入れたほうが便利だよ!と書いてあるのでアプリ入れたらアプリ上でQRコード付きのチケットが表示されるようになりました。
しかもなんかリアルタイムで電車が来るホームの情報が更新されるみたい!ありがたい!
ヨーロッパの鉄道って日本人の感覚からすると謎すぎるんですが、電車の時間ギリギリにならないと何番ホームに電車が来るのかわからないんですよ。本当にどうして…?
で、出発時間ギリギリで〇番ホームに来るよ!と電光掲示板に表示が出ると、慣れてない旅行者はいや〇番ホームてどこ!?え!反対側じゃん!!とめちゃくちゃ焦るわけです。広いターミナル駅だと特に。駅の端から端までダッシュとかまじであるあるなので、私はなるべくどのホームになってもいいように駅の中央で待つようにしています(笑)

オプショナルツアーでの苦悩

その1:最後の晩餐

今回実はとーーーっても失敗したなと思っていることが一つありまして

ミラノでの「最後の晩餐」の予約。

行ったことがある人はご存知かと思いますが、「最後の晩餐」の観賞は完全予約制で一日に見られる人の数が限られており、予約は争奪戦です。
どこで情報収集しても旅程が決まったらすぐに予約したほうがいいと書いてあったのでそのつもりだったのですが、一度予約したら時間の変更が一切できなくなる仕様なのでスケジュール的に慎重に決めたいという気持ちもあり…(そもそも我らのミラノ滞在は1泊のみなので効率的に観光スポットを回る必要がある)。
最初に公式予約サイトを見に行ったら希望日は結構どの時間帯も空きがあったんです。

公式サイト↓

だから「なんだ結構まだあるじゃん、争奪戦とか大げさなのでは?」と思い、どの順番でほかの観光スポット回るか考えてから予約しよ~と余裕ぶっこいてしまったのです。
時間を巻き戻して今すぐ予約しろ!とひっぱたきたい。

で、1日半くらい時間をおいてもう一度公式サイトを開いてみたら。
希望日のすべての時間がSOLD OUT!!

ショックすぎる…どうにかならんのか!?!?
調べてみたら、公式サイトで予約ができない場合の選択肢は以下2つ。
・ツアー会社が抑えてるチケットを目当てにオプショナルツアーに参加する
・キャンセルが出ることを願ってひたすら公式サイトに張り付く

ここで先ほどの「Get Your Guide」に頼らせていただきました。
こちらのオプショナルツアーを通しての予約であればまだ空きがあったので早急に予約。(こっちも空きはとても少なかったです。)

良かったけど。良かったけどめっちゃ割高…。
2人で約14,000円でした。
公式サイトで予約したら2人で7000円(23€/人)もいかないくらいなのに!!
倍じゃん。悔しい。

7000円あったらどれだけ現地での食費に回せるんだよ~~とか考えてしまうケチな女なので、公式サイトのキャンセル待ちは引き続き行いたいと思っています。そのためにオプショナルツアーは前日までキャンセル無料のものを選んでいます。
行く方は皆さん後悔の無きようにね…最後の晩餐すぐ予約してくださいね…

その2:プリトヴィッツェ湖群国立公園

もう一つ探すのに苦労したのがプリトヴィッツェ湖群国立公園へのツアー。
数少ないクロアチアに行ったことのある人たちから話を聞くと、全員必ず行ったほうがいい!というプリトヴィッツェ。

ご存知ない方はぜひ一回どんな感じか写真だけでも見てきて…

公式サイトのお写真。こんなところをハイキングできるんですよ~!
キングオブマイナスイオン。世界自然遺産です。

今回私が一番楽しみにしている場所です。
ただこちらお察しのとおり自然豊かな場所なので都市部からは離れたところにあるんですよね。
クロアチアの都市の中では首都ザグレブからが一番アクセスしやすそう(高速バスも出ている)なのですが、今回は私が夜行フェリーに乗りたいがためにザグレブをカットしてしまったので、スプリットから行く必要があります。

位置関係はこんな感じ。
今回立ち寄るのは青丸の都市。

スプリットからプリトヴィッツェへのバスも出ているのですが、調べてみたら一日2便のみ。7時発か16時発だったかな。
私たちが乗るフェリーがスプリットに着くのは朝7時。バスも7時。間に合わない。プリトヴィッツェに1泊する時間はないので16時発で行くわけにもいかない。
ではオプショナルツアーで行こうかと思って調べてみるも、ほとんどのツアーは7時発。これまた集合時間に間に合わない。
しかも複数名グループのツアーで行くとしたらスーツケースが載せられるのかが微妙。というかスーツケースもって集合場所に移動するのしんどいし…。

グループではなくプライベートツアーに絞って調べてみてもどうも距離があるせいか7時発指定のものばかり。そして高い。普通に2名で8万とかしました。
この際ガイドはいらないとタクシーだけの予約ができないか見てみると、できるはできるが片道で250€が相場でした。え、往復で500€?7万?(1€=140円で換算)ガイド付きと変わらない…。

(参考)クロアチア国内のバスやタクシーの検索・予約ができるサイト↓

こういう時は小回りの利く地元の旅行会社に聞くに限る!
ここまでくるとさすがに日本語のワードで検索に引っかかってこないのでそれらしき英語で検索します。

「split to plitvice lakes」や「plitvice lakes private tour from split」で検索。
(それらしい英語の検索ワードがよくわからない場合は似たような条件のGet Your Guideのツアー名とかから引っ張ってくると良いです。)
しらみつぶしに出てきたサイトをチェックしていきます。

そうして探し出したのがこちら。スプリットに事務所のある旅行会社のようです。

迎えに来てくれる時間は7:30!(予約時のフォーマットを見たらほかの時間も選べそうでした。)
指定のホテルにお迎えか、もしくはフェリーでくる場合はフェリーの前で待ってますと書いてある。良い!!それを求めてた!!

そしてお値段は、、、3人までの場合は370€!8人までなら420€!車一台にかかる値段のようです。ガイド付き!プリトヴィッツェ公園への入場券付き!
日本円にして2人で51,800円!
まあまあそりゃ団体のツアーよりは高いです。団体のツアーなら一人1万くらいで行けます。でも利便性とコスパを考えたら今回は断然こっちでしょう。

申し込みもオンラインで簡単でした。希望の日時と送迎場所、名前と人数、メールアドレスを記入してカード決済するだけ。(一部だけカード決済して残りは現地で現金で支払いというのも選べました。)
一応備考欄に「アンコーナ発のフェリーで行きます!港に来てください!」と記入し念押ししておきました。決済が終わると即時支払い完了を通知するメールが来ました。
時差的にクロアチアは深夜だったので、しばらくしてから担当者っぽい方から再度メールが。

そこにはたった一言、

「Thank you for your e-mail. Booking is confirmed.  Best regards,」

うん、おっけ。知ってた海外のこのめちゃくちゃそっけないメール対応。
いいガイドさんに出会えることを願って…私は日本から袖の下をもっていきます…(笑)
(プライベートツアーとかの場合、チップ以外にも日本のお菓子一袋とか持って行って運転の合間にでも食べてね!と差し入れすると喜んでもらえることがあります。気持ちが大事!)


そんなわけで紆余曲折ありましたが私の予約作業はすべて完了しました。
大変ではあったけど、もともとの旅行会社からの見積もりが100万円超だったことを考えると、この手間暇が40万円分だったんだな…と納得がいきました。
浮いた分現地でおいしいものたくさん食べるぞ!!!

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