山田ルイ53世の優しさとは

私は日曜日が大好きだ。

もっといえば、日曜日のテレビ番組が大好きだ。

朝は6時半から『東野・岡村の旅猿16』を見て、7時から『ボクらの時代』、7時半から『シューイチ』、10時から『サンデー・ジャポン』、昼から夕方にかけてバラエティ番組の再放送や競馬、18時から国民的アニメの2本立て、アニメのあとは途中からモヤさまに参戦し、20時から『世界の果てまでイッテQ!』、21時以降はNHKかMr.サンデー…。

とにかく一日中テレビをつけていても、個人的には全く飽きない構成になっている。

この状況下でロケの敢行が難しいためか、最近は多くの番組が過去の放送の総集編を流している中で、『ボクらの時代』は今朝の回からリモート収録に切り替えた。試験的とも呼べる回だがゲストのチョイスが絶妙で、その内の一人 髭男爵の山田ルイ53世の優しさに心が震えてしまい、今これを書いている。

番組後半で『自粛中どのように過ごしているか』という話題になった時、ルイさんはこう言った。

「別にぼーっと過ごしてもいいと思うんです(生活が切羽詰まってそうはいかない人もいると思いますが)」

こういう時期だからこそ有意義に過ごそう、という風潮が強い気がする…といった思いからの発言だったが、この一言に私の心は一気に軽くなった。テクノロジーが発達している昨今では著名人のみならず一般人も活動の幅が広がっていて、これから先益々進むであろうデジタル化社会において、テクノロジーに触れるということは大事なことなのかもしれない。

しかし、その波についていけない者、または、その様な社会の在り方が合わない者もいる。かく言う私もその一人で、この先の時代を生きていくためにデジタル社会に触れ始めた様なものだ(新しいことに挑戦してみよう、という前向きな側面も勿論ある)。

今までの当たり前が当たり前じゃなくなった世の中でも、ルイさんの様にニュートラルな気持ちで過ごせる人こそがどんな時代をも生き抜いていけるのではないだろうか。彼の心の優しさから、芯の強さが垣間見えた気がする。

#とは #髭男爵 #山田ルイ53世 #ボクらの時代  

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