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こども食堂の報道を見て思うこと

長引く新型コロナ感染症。収入が減少したり職を失ったりする人も増えているそう。特に女性は影響を受けている人が多いそう。

シングルマザーなどの困窮世帯を救う活動のひとつとしてある、こども食堂。悩みを相談しあう場にもなっている。素晴らしいことですよね。こうやって、困っている人を助けようと活動している人って本当に尊い。

困窮世帯の大人の課題として、正規雇用されないとか、スキル獲得する機会が得られないということがあるらしい。不安定な日々の生活の中で、落ち着いて勉強したり将来を描いたりする時間も取れず、負のサイクルから抜けられない人たち。なんとか出来ないかな?

例えば、子供が自立して夫婦で暮らしていて部屋に余裕がある家庭で、住み込み家政婦をしながら今後のキャリアにつながる資格を取得するプログラムは作れないのかな?家事サービスを運営している会社と、キャリアカウンセラーと、オンラインで資格取得の教育サービスを展開しているところと組んで。

キャリアカウンセラーに、シングルマザーの面接をしてもらって、その人の特性に合わせてどんなスキルを獲得すれば自立できるか、キャリアデベロップメントプランを作り、資格取得までのサポートをしてもらう。

ある程度のプレッシャーは必要だと思うので、2年とか3年とかの期限を設ける。シングルマザーは、住み込み家政婦として、家事はきちんと仕事としてやりながら、勉強を一生懸命する環境を与える。資格取得して自立できた後に仕事しながら家事して子育てする疑似体験にもなる。家事の基本について経験出来ずに育った人も少なくない気がするので、その辺は家事サービス運営会社に最初に研修してもらう。ここで身につけた家事スキルは、自立後にきちんと暮らしていくためにも役立つと思う。

受け入れ夫婦にも、この事業のコンセプトについてちゃんとご理解頂いて、家事はきちんとやってもらいながらも勉強時間も確保する環境作りに協力してもらう。でも、依存関係になってはいけないので、期限は厳格に運営する方がいいと思う。シングルマザーになって困窮してしまうようなケースだと、親族のつながりも疎なのかもしれない。子供に家庭の温かさを実感させてあげる機会にもなる。資格が取れて自立したら、また次の家族を受け入れてもらう。でも、卒業してもまた遊びにおいで~、的な。

孤独な高齢家庭にも救いにならないかな?

良い面ばっかり妄想してるから、現実にはいろいろと課題もあるだろうけど。

ごはんを直接食べさせてあげるのももちろん尊い活動。その上で、困窮から抜け出す道を作る仕組みが出来ると良いのではないかな、と。

救いが必要な人が少しでも減らせれば、良いと思うのだけれど。

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