めしょん

著者・講演家・色々。 文章を書くのが好きなので ずっと書いてます。 著書に 「世界でい…

めしょん

著者・講演家・色々。 文章を書くのが好きなので ずっと書いてます。 著書に 「世界でいちばんうれしい言葉」 「すごい人生は、今日はじまる。」 があります。 超有名なお寺のコンサルとか、日本一のお茶のコンサルティングを手掛けております。 優しくしてもらえると喜びます。

最近の記事

シンクロニシティ

一週間ぶりに三冠馬が誕生した。 2020年がはじまったとき まさかこんな一年になるとは誰も思っていなかった。 世界同時鎖国が起こるなんて思っていなかったし、 表に出れない日が来るとは思っていなかったし、 まさに、世界が再起動されるような一年だった。 そんな中、歴史上初の、2頭の三冠馬が誕生した。 牡馬(男の子)コントレイル 牝馬(女の子)デアリングタクト 両者とも、無敗で三冠レースを駆け抜けたのだ。 過去の三冠馬は 男の子で言うと 1941年 セントライト 1964年

    • カップヌードルは、僕達の消しゴム

      5月11日、千葉県市原の一番星ヴィレッジで 「Z-fes」と呼ばれるイベントがおこなわれる。 このイベントで販売されるグッズは、 昨年、広島を襲った豪雨の被害などの 各地の災害復興支援を目的としている。 皆でプロアーティストの音楽とプロ料理人の料理を楽しみ、 キャンプファイヤーを囲み、 なんの遮りもない星空の下で 花火が打ち上げられる。 そして、私達は、星空がにぎやかに輝く中 参加者全員でカップヌードルを食べる。 - NO BORDER -カップヌードルと言えば、大好

      • 加速化する世界のなかで

        「将来の夢はなんですか?」 私達は生きていると何度もこの質問をされる。 特に、10代の頃は驚くほど何度もこの質問に対して、なんとなく聞いたような言葉を並べて、ぎこちない返答で応えることになる。 だけど、この質問は、決して悪いわけではないけれど。現代において、ちょっとずつ、見当はずれな質問になってきている。 多くの場合、この「将来の夢」という表現は、「なりたい職業」をさす場合が多いからだ。 いまから20年後、私達の知らない職業は、余裕で50%を超える。 今現在の私達が知

        • 壁の向こう側へ

          「これは明らかにおかしい」 まずその違和感に気付いたのは、TVのチャンネル数の異常なまでの少なさからだった。 高校の卒業が近づいてくると、不思議なそわそわ感に包まれる。 すべての生徒が、『大学』『専門学校』『就職』という3択を迫られる。 サザエさんのじゃんけんくらい迷う3択だ。 『大学』を選択すると、華やかなキャンパスライフとともに、しばらくの選択猶予が与えられる。 が。 同じように、大学も後半になると『大学院』『就職』という2択がやってくる。 「どちらも選ばなかっ

        シンクロニシティ

          背景がオートマチックに流れるときに

          すべてのものは自動化していく。 「AI AI」と叫ばれるずっと前から、少しずつそれは始まった。 農業は1/100以下の労力で運営できるようになった。バカでかい工場では、すべてをラインに乗せてオートメーション化され、ドームがいくつも入るような敷地面積にもかかわらず、そこで働く人は100人程度だ。駅の改札に人はいなくなった。家の掃除はロボットがしてくれる。車の運転はしなくていい。規制さえ緩和されれば、自動で動く軽量化された電子自動車が等間隔に走り、道路は今日もスムーズに動いてい

          背景がオートマチックに流れるときに