転職に当たり思うこと

2023年9月5日 03:52

こんにちは、めっそそです。
今回はちょっと真面目に転職について書いていきます。

10月に2度目の転職をするのですが、今まで転職について色々考えていたので備忘録です。あくまで個人の意見です。

なぜ転職をするのか？

私は公務員→SEと転職をし、2回目の転職では同業界に行きます。だいたい4年スパンくらいで転職をしていますが、毎回「なぜ転職するのだろう？」と自問しました。

みたいなことが思いつきますが、どうにもしっくり来ず…

だって、会社に残ってる限りそれなりのスキルは身に付きそれなりに出世はするわけです。手に職をつけようがつけまいが、会社に所属していれば倒産やリストラでもない限りお先真っ暗になることなんてありません。

こっちは結構スラスラ出てきました。自分が悪いものなら直しようもありますが、自分以外に原因があるならそれはもうどうにもならないなと。周囲を変えるよりもより良い環境にいけばいいわけです。

というか、今の会社に不満がないなら転職しようなんて思わないわけで。やっぱりどんなに取り繕っても転職はネガティブな理由に起因しました。

内心で色々考えた後、私は周囲の人に相談をします。その際の反応です。

もうほんとに全然気にされません。「寂しいな」「困るな」みたいなことを言われますが、数か月も経てばすっかり過去の人です。

残った人はいなくなった人を惜しむよりもこれから出る人員の穴を埋めることに一生懸命です。

自分にとっては人生の重大な決断ですが、自分以外の人にとってはよくある話です。本当に。

転職をすると、前職の人と仕事という共通の話題が一つ消えます。そして共通の話題がなくなった人とは話をしなくなります。そうすると、人間関係がすっぱり消えます。

実際に前職で仲のよかった人達も、仕事という共通の話題がなくなった途端に連絡が途切れました。今ではせいぜい一人二人くらいです。きっと彼ら彼女らはこの先も連絡を取り続けるのでしょう。

転職を迷っているとき、同僚に「転職を考えている」という話をすると十中八九「いいなー俺も転職したい」と返されます。

「だったら転職すればいいのに」というと、「でも中々決心が…」「俺がいないと仕事が回らないんだよね」「なんだかんだで今の会社にもいいところあるしさ」「転職活動がめんどくさくて…」みたいな返しが来ます。

多分誰しも一度は経験したことがある会話じゃないかと私は思っていますが、ふとこれを真剣に考えてみました。

人間には現状維持を好む性質があります。これのことを現状維持バイアスというそうです。

新しいこと、慣れないことを始めるのは人間にとって大きなストレスです。失敗するかもしれない、今までの習慣が変わってしまう…となると、実際に行動することがためらわれてしまう気持ちは痛いほどわかります。

転職なんてまさにこれで、「転職活動をしなくてはならない」「転職先で新たなライフスタイルを作らなければいけない」「場合によっては引っ越し？」と考えると、確かに転職は大きなストレスですね。

そうは言っても自宅が燃え盛る中「でもここでずっと住んでたし…」なんて言う人もいないと思います。緊急度が違うと言えばそれまでですが、仕事って冷静に考えたら時間にしたら10年以上費やすわけです。

そんな仕事に対して不満があるなら緊急度が高いのでは？と思い、次の理由を考えたところ「仕事が…といいつつ、実際はそうでもないんじゃないのか？」と思いました。

文句を言いつつ残っている周囲の人を見る限り、忙しい自分に酔っている、仕事で評価がもらえていることに満足している人が多かったように思います。

となると、彼らの本音は「忙しい中でバリバリやってる自分すごい」ってことなんじゃないかなと。そんな彼らはたとえ暇ができたとしても別の理由をこしらえて転職をためらうんだと思います。

本当にとりとめのない内容を書いてしまいましたが、転職って結構人生の一大事です。うまくいく保証もありませんし、転職自体が成功したとしてその先で良いことになるかもわかりません。

が、私個人のスタンスとして「不満があるならやめちまえ」と思っています。一回成功すれば次も少なくとも転職自体には成功するでしょうし。

個人的には、今の所属に文句いいながら働いてる姿をずーっと見てる方が嫌だなと思いました。

ほんとは志望動機とか自己PRとか、転職に向けた準備の話とかを書こうと思ったのですがそれは後日にします。

駄文失礼しました。

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