疾患名に囚われず患者さんを「診よう」!
その症状は、どんな原因で生じているのでしょうか?
「症状があること(有症状)」というのは、患者さんや利用者さん 選手等の我々が診る相手(※注 以下、「患者さん」と総称する。)の「問題として捉えられる情報」の内、ほんのわずかな一部分でしかありません。
つまり、「症状」は私たちが治療にあたる上で必要な情報の氷山の一角にしか過ぎないのです。
そのため、「その症状に関わるバックグラウンドの情報を得ることは、根源の治療に繋がることである」という事を念頭に置いて対応する事が肝要です。