見出し画像

夜マカオ -日本にはないエキセントリックな時間-

夜になるとマカオの顔は一変します。

夜のマカオはなんというか、街全体がギラギラしだします。

日本は東日本大震災の原子力発電所事故が発生して以降、不要な照明を節約していますが、マカオは反対に不要な照明でいっぱいです。

夜中になっても変わりません。

そのため、大通りはとても明るく、人通りも少なくないため、夜中に出歩いても治安的な心配はありません(それでも一人で出歩くのは避けたほうが良いです)。

街灯がなくてもこの明るさです。

ホテルベネチアン・マカオやマカオ国際空港が存在するタイパ島をつなぐタイパ橋です。

奥に見えるRPGのラスボスが居そうな建物は実はホテルです。

その手前の建物が私が泊まったホテルです。

左端にある建物は銀行だったりします。

日本と違い建築の記載が緩いため、マカオのホテルはこのようなユニークな形をした建物になっていることが多いです。

ホテルの施設はどこも豪華です。

いかに観光に力を入れているかが伺えます。

私が泊まったホテルのロビーです。

ちなみにこれでマカオのホテルの中では中の上のランクです。

街のギラギラ感といい、ホテルの豪華さといい、同じ世界の中にいるとは思えません。

まさに夢の中にいるようです。本当に優雅な気分が味わえます。


マカオと言えば、一番はやっぱりカジノです。

大抵のホテルの地下にもそのホテルが所有するカジノはありますが、外にも日本のパチンコ店のようにいたるところにあります。

これは私が泊まったホテルのカジノです。

このタマネギみたいな建物もカジノです。

カジノ内はカメラの持ち込みが禁止なため、写真はありません。


カジノには基本的に以下の3つのゲームを遊ぶことができます。

①大小 (2つのサイコロを転がして出る目をかける)

②ルーレット

③バカラ

④スロット


レートはエリアで分かれています。

低レートのエリアは大衆向けであるため、大広間に各ゲームの台がたくさん並んでいます。気軽に遊んでいける空気です。

高レートのエリアになると部屋ごと区切られています。その中を通過はできるのでトイレに行くふりをして横目で見ようとしたのですが、その部屋は低レートとは別世界です。

なんというか、カイジでいう「ざわざわ」とはこんな感じなのかと思いました。逃げるように去りました。

私は低レートでバカラと大小を楽しみました。1/2の役にBETしつづけ、なんとかプラス1万円で終えることができました。

大勝負をしない小小心者だな、自分はギャンブルの才能がないと改めて確信しました。ギャンブルで生きていく気はないですけどね。


カジノで勝っても負けても、人のお腹は減るものです。

夕食は1日目はスタンダードな中華を食べに行くことにしました。ホテル近くのお店に入ることにしました。

餃子、野菜の炒めもの、チャーハンといったスタンダードな中華を食べました。とても美味しかったです。


日本の中華と比べると、味はあっさりしていますが、油はたっぷり使われています。

海外に行くと実感するのですが、日本人は基本的に塩気の強い味付けを好むようです。

同じチャーハンでも、日本の中華料理店のものと中国のものとを比べると、日本のほうが塩気が強く、中国のほうが油がたっぷり使用されています。

そのため、中国のお店のテーブルは常に油っぽいです。


2日目の夕食はマカオならではの料理を食べに行くことにしました。

木偶(キノピオ)です。

ここは海鮮料理が豊富で、特に蟹のカレー煮が名物です。ここもとても美味しかったです。ここはタイパ島にあります。

マカオにはマカオビールがあります。とても飲みやすいビールです。


カジノで稼いだお金を、食べ物やサウナで落とす。

よくできた経済システムですね。


こうしてマカオでのエキセントリックな時間は過ぎていきました。


-おしまい