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[書評]React.js&Next.js 超入門

はじめに

 とりあえず触ってみるのも大事ですが、周辺技術と連携するときなどの知識は先人の知恵をお借りした方がスムーズ...ということでNext.jsの知見が必要になり、公式チュートリアルをやった次の一手として読みました。

ざっくり3行でのまとめ

- 全体的にゆるめな感じで、手を動かしなら進められる本
- React-> React/Redux -> Next -> Next/Reduxと段階的で進めやすい
- Reduxの説明がしっくりきた

この本の紹介

 手を動かしながら徐々にレベルアップできる本。語り口も気軽な感じなので、難しい内容になってもどこか身構えず読み進められます。
 実際にコードを書きながら、React.jsに触れることからスタートして、ちょっとしたアプリケーションを作っていく中でRedux、Next.js、そこにReduxをさらに加える、Firebaseを利用との連携まで進めることができます。

この本のポイント

段階的で進めやすい 

 まずは素のReactからはじめて、徐々にreduxと連携したり、Next.jsで書き換えてみたり、難易度を上げていく形なので、着実なステップアップを感じながら進めることができます。最終的にはFirebaseとの組み合わせも対応しており、アカウント登録・ログイン認証も含めたNextのappを作って見れるところまで体験することができます。

入門者に寄り添った説明

 動かすためには必要だけど、今はすべて理解しなくても大丈夫という点について言及されています。またデータの受け渡し部分について図解もあり、コードだけではイメージしづらい部分に関しても理解しやすいように配慮されていると感じます。(ただ、jsも完全初心者というよりかはReactちょい触ったことあるぐらいのレベル感の人の方が読み進めやすい気がします)

数少ない日本語の書籍

 ReactやVueの本は日本語の書籍も多いです。一方Next.jsの書籍はほぼこれ一択です。Web上でもNextという名前も相まって、必要な情報を集めにくいのですが、一通り本を追いながら関連技術との連携についても学べるため、効率はよいかなと感じました。

所感

 個人的には今まであまりピンと来ていなかったredux関連の説明が非常にしっくりきました。またFirebaseについてもちょうど別の機会で必要になっていたため、かなり自分にとってプラスになった1冊でした。

カバー写真について

 今回はReactで利用できるStoreのReduxの説明が非常にしっくりきたこと、コンポネーントのコンテナの意味をこめてこちらの写真を利用しました。素敵な写真をありがとうござます:)

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