④マガジン原作大賞に向けて、第一話を分析してみた ~ブルーロック~

あらすじ

主人公潔世一は、高校サッカーの県大会決勝でキーパーと1対1の状況で、より確実に点をとるためにフリーの味方にパスを出した。結果、味方のシュートはゴールポストにあたり、逆にカウンターを決められてしまう。サッカーは11人でやるもの。その言葉から、あのパスは間違っていない。そう思ういながらも、悔し涙を流す。家に帰ると、日本フットボール連合から強化指定選手の連絡が届く。会場に行くと300名のFWが集まっていた。そこで、壇上に立つ絵心甚八はこの集まりの意味を語る。300名の中から世界一のストライカーを創る実験だ。常識を捨ててイカれたエゴイストになれ。それがストライカーだろ。その言葉に世一は突き動かされ、施設「青い監獄(ブルーロック)」に歩を進める。

主題

仲良しはやめて、もっと本音で、バチバチのサッカーを創ろうぜ。

パンチライン

本気でイカれたサッカー漫画

構成

起:P1 ~37 県大会決勝敗退
承:P38~52 世界一のストライカー 青い監獄
転:P53~64 仲良しごっこやりたいなら帰れ ☆
結:P65~84 それが”ストライカー”だろ

注目点

④にして初めてマガジンからの作品です。
ポイントは一点。
完全に振りきっている点です。実際に選手をあげてカスと言い切っています。ハッキリ言ってやり過ぎです。
でも、そこまでやってしまう勢いと信念こそが、忖度なしの本音こそが、この作品にリアリティを与えています。
こういった「突き抜け感」も、武器として使えることは、覚えておいて損はなさそうです。

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#週刊少年マガジン原作大賞にむけて、色々な漫画の第1話を分析しました。漫画原作を初めて書く方や、絵には自信があるけれども、シナリオはちょっと、という方にオススメです。

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