今夜もメルルーサ
2020年の退院後、リハビリが必要ななかコロナ禍が起き、完全廃業や夫婦間の軋轢などハードなノンフィクションになっております。危機下でいかにリハビリを効率よく続けるかの記録。
2019年秋から脳梗塞による入院、病院でのリハビリを経て2020年、退院後の高次脳機能障害後遺症を伴う生活を記録したものをまとめました。完全ノンフィクションですが描写は重くならず読み物として成立するように努力しています。色々と記憶から抜けてしまう障害が回復期に向かう以前に、自分への記録の意味で書いたものなので「忘れない」こと優先で今読むと(2020冬)粗削りで申し訳ありません。
私は2019年の秋に脳梗塞で倒れるまでずっと漫画家をしていた。子供の頃から画家や芸術家や文筆業など文芸を生業とする祖父や親族のもとに育ち、いつかは自分もそうした仕事…
(写真は鎌倉の海) 夫と結婚してから旅行に行ったのは今回が初めてだが以前に鎌倉に遊びに行ったことはあった。私と夫は誕生日がほぼ十日違いで同じ二月生まれ。その時は…
(写真は鎌倉銭洗い弁天) 11月に入り穏やかな時間が流れていた。夫はキレたり暴れたりしなくなり、無理矢理「良き人」を頑張っている感じもなくなった。もしかしたら私と…
(適切な写真がないのでとりあえず肉巻き) 11月のあたま。突然降って湧いた話があった。従姉妹が三人目の赤ちゃんを授かり、手狭になったので引っ越しすると言う。だから…
(写真は大洗港の牡蠣小屋にて) 夏が過ぎた。秋に入り暑くもなく寒くもなく出るには丁度いい季節。八月、九月は夫は何とか夫の理想とする「良き人」を演じようとし普段以…
(写真は結婚記念日) 『2020年7月15日(水) 02:35 七月十五日は結婚1周年です。2か月めに倒れて幻の新婚生活→殺るか殺られるかの危機→和解…そして伝説へ、だいたいこん…