見出し画像

横浜F・マリノスってどんなチーム!?

皆様こんにちは!
小学校の頃からマリノスを愛してやまない、気づいたらサポーター歴11年目に突入しそうな主です。
今回もにじさんじJ1コラボレーションということで、様々な方がマリノスの試合を見てくださる機会が多くなるということで、チームに関する基礎知識となるようなことを自分の知ってる範囲内で書いていこうと思います!
長ったらしくなりますがぜひご覧ください!




・マリノスってどんなチーム?


早速なところを浅く広く書いていこうかなと思います!

基礎データ


横浜F・マリノス……通称「マリノス」
マリノスはスペイン語で「船乗り」という意味です。
クラブカラーは「赤」「白」「青」の3色のトリコロールカラー!
とってもおしゃれなんですよね。ユニフォームの色も青色がメインになっています。


1993年、Jリーグが開幕した時に所属していた創設メンバー……「オリジナル10」と呼ばれるクラブの一つです。
先に言いますと、Jリーグが開幕して以降30年以上経ちますが、J1にいるチームはマリノスと鹿島アントラーズのみ!
とってもすごいことなんですよ
そのためマリノスにとっても鹿島アントラーズとはライバル関係であり、特別な存在であることは間違いないです。

当時のマリノスは横浜F・マリノスではなく
「横浜マリノス」というチーム名でした
今年昇格してきました、東京ヴェルディ(旧名:ヴェルディ川崎)とのカードは「黄金カード」とも呼ばれ、記念すべきJリーグ開幕カードにも選ばれました!


J1リーグ初優勝は1995年!そこからもずっと最前線を走り続けます。

しかし1998年、当時マリノスにとってもライバルクラブであった一つである「横浜フリューゲルス」が経営不振によりマリノスと合併することになります。


そこについた文字が「F」
そう、フリューゲルスの魂を引き継ぐ形となり、このチーム名にFが加わったことで現在のチーム名である「横浜F・マリノス」となったわけです。

2003年は奇跡の大逆転優勝、2004年に連覇を経験。それ以降は様々なタイトルを獲得しつつ、中位から上位を行ったり来たりしながら降格しない程度には順位をつけていました。
しかし2014年。マリノスの歴史を、そして今に繋がるとんでもない運命にマリノスは直面します


CFG(シティフットボールグループ)との提携


2014年にイギリス、イングランド地方にあるプレミアリーグのマンチェスター・シティが運営するグループと資本提携を行います。
まずこのチームは世界最強クラブの一つと言ってもいいくらいバカ強いです。マジで強いです。

そんなチームが運営するグループ。そこにマリノスは加入することになりました。
資本提携とは、選手の情報・戦術の提供・技術の交流などなど……。マリノスにとってはとてつもないパワーになり今に至る「基礎の基礎の基礎」が出来上がったわけです。

2015年にエリック・モンバエルツという監督が就任します。
ここでマリノスの今の土台……「土壌を耕して種を蒔いた」ところまでが完成します。

守備的なチーム(2013年ではJ1最小失点!)から一転、パスサッカーで少しずつ攻撃的なチームに変貌していきます。
しかし、当時は堅実的な守備をするマリノスとは対極の位置に存在する攻撃的サッカーをする……つまりスタイルを変えるというリスクを背負うことに、選手たちが反発してしまうこともありました。

残念ながら優勝するという結果を残すことはできませんでしたが、2017年に国内3大タイトルの一つである「天皇杯」準優勝という結果を残し、サポーターは期待感を膨らませます。
2018年に退任。彼の作った土台は、当時はわからずとも後年に再評価されており、マリノスの確かな土台となっています。

そして2018年。ついにマリノスの花を咲かせた男が登場します


革命の男!アンジェ・ポステコグルー!!

2018年、マリノスにオーストラリア人指揮官が就任します。
アンジェ・ポステコグルー。
マリノスに就任する前は、サッカーオーストラリア代表を率いてアジアカップ(アジアNo1の国を決める大会)で初優勝に導く実績を残しています。
通称「ボス」

さて、モンバエルツが攻撃的サッカーの土台を作ったとはいえ当時のマリノスはまだどちらかというと「守備的」なチームでした。
「攻め主体だけど守備も疎かにしない、カウンターで一点とるぞ!」みたいな

しかし彼が起こした改革は当時、選手サポーター双方からかなりの反発と疑念点が生まれたものでもありました。


それが「ハイラインハイプレス」というサッカーです。

つまりですね、「DFの位置がめちゃくちゃ高いよ!FWの選手は追いかけまわすよ!」みたいなサッカーです。

もっと簡単にいうと「攻撃は最大の防御」いや、「超攻撃は最大の防御」という言葉をそっくりそのままやっちゃったんですよ。
やばくないですか?

イケイケガンガン状態になるので守備がかなり疎かになることも多々あり、相手コートからの超ロングシュートでGKの頭を越されて入れられてしまうという、通常ではありえないことが立て続けにおこったりしました。

結果からいうと、J1の残留争いに巻き込まれることになりました。
12位という結果。しかし56得点は2018年のJ1リーグで優勝した川崎フロンターレの次の得点数
しかし56失点はワースト2番目という結果を残します。

サポーターたちは「来年も残留争いか?」と不安を胸に秘めながら、運命の2019年を迎えます


悲願!15年ぶりの優勝!


2019年、運命の年が始まります。
開幕戦のガンバ大阪戦を3-2をスタートとし、コンサドーレ札幌戦の敗戦まで7戦負けなし、勝った試合も大体が3得点以上、失点も2018年に比べかなり減りまさしく「超攻撃は最大の防御」を体現しながら首位のFC東京を追います

第22、23節では2連敗をきっし優勝は厳しいかと思われましたがそこから破竹の7連勝!
32節まで首位に立つことがありませんでしたが、FC東京が引き分けたことによりついに首位にたちます!

そして第34節。
今でも破られていないホーム最多入場記録「6万3854人」のファンサポーターが駆けつけ2004年以来の15年ぶりの優勝に期待します
またこの試合は2位のFC東京も優勝の可能性を残しており、Jリーグとしても2006年以来となる「最終節の直接対決による優勝決定」になりました

試合に関してはこちらをご覧ください
キャプテンである喜田選手の涙がどれだけ優勝したかったか、がわかると思いますし今のサポーターの人たちの思い出の試合となり語り草になっています。


そして現在も続くこのサッカー、攻撃重視でどんどん攻めて守備陣も攻撃に繋げるための守備をする、守備する選手も積極的に攻撃に参加する。
誰もが楽しめる攻撃的サッカーを我々は「アタッキングフットボール」と呼んでいます。

アタッキングフットボールはマリノスの概念であり戦術であり生きる術。
そんなアタッキングフットボールは、見ていただければ必ずハマると思います。


ポステコグルーが退任後、彼の元で右腕をしていたケヴィン・マスカットが就任。
1年目は圧倒的な強さを見せつけた川崎フロンターレ(当時は三笘選手や田中碧選手など日本代表クラスの選手も所属)に一度は猛追するも捉えられず2位
しかし2年目の2022年は見事優勝を果たします!

2023年は連覇を目指しましたが、残念ながら他の試合で取りこぼすことが多くヴィッセル神戸に優勝をかっさられ2位という結果に。

しかし、アジアチャンピオンズリーグ(アジアNo1のクラブを決める、各国リーグ上位クラブしか出られない大会。以下ACL)では、2年連続の決勝トーナメント進出を決めるという国際大会でもマリノスの花を咲かせ始めます。

そして現在はかつて「オズの魔法使い」と評され、オーストラリア史上最高の選手と評された

ハリー・キューウェル氏が監督に就任。
ACLではクラブ史上初のベスト8、ベスト4という国際大会での躍進に貢献中!
リーグも現在は5位につけており、更なるアタッキングフットボールの進化を見られるか要注目です。



・ライバルや関係性について!

さて、皆様にとって気になってるであろうライバルや関係性についてですね。
にじさんじのファンの方々もライバーさんたちの関係を「誰と誰が仲が良い」「この子とあの子の組み合わせはこういうので……」

って考えるの面白いですよね!
というわけでマリノスにとってのライバルクラブと関係性について記したいなと思います!


川崎フロンターレ

川崎フロンターレは同じ神奈川県で川崎市に本拠地を起きます。
かつては優勝目前の決勝戦で負けたり、リーグ成績も2位になることが多かったということで「シルバーコレクター」と呼ばれていました。

しかし2017年のJ1初優勝、翌年は連覇とついに花が開きます。
2020〜2022の3年のうちになんと2連覇一回、2位一回というとんでもない成績を残し
2020、2021年の川崎フロンターレはJリーグに残る屈強なチームで間違い無いでしょう。
(ちなみに三連覇を防いだのは我々マリノス!)

そんな彼らとの関係性は「神奈川ダービー」と呼ばれ普段の試合よりもかなり熱い試合になっています。
2017〜2022年の五年間、神奈川のチーム(マリノスとフロンターレ)が優勝を維持してきたこともありここ近年の神奈川ダービーの盛り上がりは最高潮を見せており、もし初めて現地で見たらその熱気量に圧倒され、楽しい試合を見せてくれるでしょう!


鹿島アントラーズ

次は鹿島アントラーズです。
現在に至るまで彼らの成績や日本サッカーに貢献してきた力や功績は計り知れないものです。
日本代表の選手も多数送り込んできた、国内屈指の超名門クラブです。

冒頭にも語りましたが、彼らと我々マリノスのみ、J1リーグが開幕して以降ずっとJ1に残り続けています。
つまりみんな脱落していく(下のカテゴリに降格していく)中で、唯一無二の存在であり、最大最強のライバルになった。と言っても過言ではありません。
最多Jリーグ優勝回数、最多タイトル獲得数とどちらも成績に関しては鹿島アントラーズの方が圧倒的上です。

そんな彼らとは「THE CLASSIC」とここ近年は銘打って盛り上がりを見せています。
ずっとJ1に残り続け、日本サッカーをリードしてきた我々アントラーズとマリノスは特別な存在であり、ライバルであり、切磋琢磨していこう。
という意味あいが込められており、これからもアントラーズとは良いライバル関係が続くことに変わらないでしょう!


東京ヴェルディ

さてラストになります。
彼らはJリーグ創設メンバーの1クラブである「オリジナル10」の一つです。
当時はヴェルディ川崎(人によっては読売ヴェルディと呼ぶことも)として存在し、ライバル関係にあったマリノスとは対極的な存在。
ものすごく華々しい選手たちが多く、今の日本サッカーの生けるレジェンドである「三浦知良」選手の出身チームでもあります。

Jリーグの開幕オープニング試合でもマリノスヴェルディのカードで開幕。
試合はマリノスが勝利することになりました。

その後、1993年に初代王者、1994年に連覇を達成します。
しかしそれ以降は下降線を見せ2005年に初降格。翌年はJ2リーグで2位になり一年で戻ってきますが、2007年に再降格。それ以降は17年間J2で過ごすことに。


2023年、滑り込んだJ2昇格プレーオフの決勝戦。清水エスパルスと対戦。
試合は後半アディショナルタイムにてPKを決めて1-1の引き分け。
決まりとして引き分けた場合、J2リーグの順位が高い方が昇格することになっておりヴェルディが清水より上だったためヴェルディが17年ぶりにJ1リーグに戻ってきました。

そして今年2024年。J1リーグ開幕カードはマリノスとヴェルディ。
そう、1993年の開幕カードの再現。新しい国立、両チーム新しいチーム名として対戦が実現。

試合はこちらをごらんください。
マリノスの終了間際の劇的ゴールが見て取れると思います。

彼らとはこれからも日本サッカーの礎を築き上げた者同士として高め合っていきたい。

ライバルという存在を超えた、お互いの「初恋」の相手でもあるといっても過言ではないです。
そしてこれは我々だけでもなく「日本サッカーに携わるすべての人々」にとってもかけがいのないカードであり、もはや「ロマン」のひと枠に入るんです。


・マスコットキャラ!

マスコットキャラクターは
・マリノスくん
・マリノスケ
・マリンちゃん

となっております!

マリノス君
甥っ子のマリノスケ
姪っ子のマリンちゃん

マスコットキャラクターたちもものすごく可愛らしく、愛らしいのでぜひぜひスタジアムに足を運んでいただき彼らにも注目してみてください!


最後に

このノートはどちらかというと「マリノスについて勉強したい!」という方向けのノートになります。
ですがこのノートをきっかけにマリノスについて少しでも知っていただけたら幸いです!

また我々マリノスは一度でも他の選手やスタッフ、監督がマリノスに移籍してきた時、何も知らなかったりファンでなかった方がファン・サポーターになった時
我々は必ず「マリノスファミリーにようこそ!」と言います。

このファミリーの考えは今でも浸透しており、日本サッカー注目の的、W杯でも大活躍しました久保建英選手や前田大然選手もかつてはマリノスに所属していたため「マリノスファミリー」の一員になるわけですね

つまり!今回コラボしてくださる風楽奏斗さん、そしてマリノスに興味を持ってくれて試合を見ようと思ったそこのあなたも!
「マリノスファミリー」になるわけなんです。

たった1試合だけでもいい。その後は見なくなってもいい。一度でもマリノスについて触れ合い、関わってくれるだけで我々はとても嬉しいのです。



是非、風楽さんのマリノス同時視聴配信や配信サイトDAZN、はたまた行ける方は是非現地……本拠地である日産スタジアムへと足を運んでいただき、彼らのサッカーを堪能していただければと思います!

We are F・Marinos Family!!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?