【エッセイ】お客さまが偉いは終わった話。
こんばんは。世の中は、GW後半戦だそうです。毎日学校祭かよーと思うくらい、忙しいです(笑)
最近あったプチクレームの話。
私は、基本的に無愛想です。それは、お客様に対してもだし、一緒に働いている人に対しても(自分の部下は別です。)
愛想を振り撒く方が、上司受けがいいのは知っていますが、仕事をしに会社に来てるんだから、必要ない。全ては、数字だと思っています。
お客様に対しては、勿論聞かれたことにはきちんと対応します。
でも、非常識には非常識で返します。
先日、品出しをしている際に、お客様から声を掛けられました。
歳は70代の短髪でグレーヘアのばあさん。(苛立ちの意味を込めて、おばあさんとは呼びません!)
売り場に出ているパンを軽く指で潰しながら
「これ、昨日のでしょ?固くて嫌だから、新しいのないの?」
と言ってきました。
ハァ?って思いました。何で指差しながら言えば分かるのに、わざわざパンを指で潰すんだろうと。それは、売り物ですよと…言えはしないので、とりあえず言われたパンが出せる状態か確認しに行きました。
まだ、温かくてカットして出す商品なので、その状態でカットすると確実に潰れるので、売り場に戻り
「申し訳ありません、まだ温かい状態なので、お出しすることは出来ません。」
と伝えたら、いいですーと居なくなりました。
翌日、同じくらいの時間にまたやってきたんです、そのばあさんが。
また同じ場所で声を掛けられたので
「昨日もいらっしゃいましたよね、少々お待ちください。」
と言って確認しに行きました。やはり、温かいのでカットしては出せません。
私たちにとっては当たり前なのですが、売れる商品から焼いて出していきます。あまり売れない商品は後回しになります。
そのばあさんが欲しいという商品は、1日に6個しか作らない言わば人気がない商品。だから、早くは焼き上がりません。
「申し訳ありません、やはり温かくて出せないのですが、1本ままだとお出しできますが。」
と伝えると
「1本じゃ多いから要らない。」
と言い、いなくなりました。
そして翌日(よく毎日来るな、暇なのかよ)品出しをしていると、またいたんです、ばあさんが。
でも、話し掛けてくる訳でもなく、勿論売り場には並んでいないので、買えないのですが、私が居なくなった隙に、パートさんを捕まえて私へのクレームを言っていったんだそうです。
「あの背の高い、メガネをかけた女の態度はなんなんだ。次の日にきたら、昨日も来たと言われた…(そのあともゴニョゴニョ言っていたそうですが、ヒートアップして聞き取れなかったんだそうです。)」
私、直接そのばあさんを見たし、あっちも私と目が合ってるはずなんです。言いたいなら、直接言えばいいのに、言えないんだねってパートさんと話になりました。
クレームを言って、対応したパートさんは丁寧に謝り(申し訳ない…)直接本人に伝えますねと言ったそうです。
これ、多分明日もこのばあさん来ると思うんですが、直接本人に伝えられたら、気まずくなるの貴方ですよ、大丈夫ですか?と思うんです。
私は、覚えてますから、変なお客さんの顔。次来た時、また私が品出ししてたら、どうするのでしょうか?
私から先日は不快な思いをさせてしまい、申し訳ありませんでしたと言えばいいんでしょうか?
今度は、顔、覚えられてるって怒るんじゃないですかね?
うちは、個人経営でもないし、売れ筋から店頭に出していくので、ばあさんの都合で回ってない訳ですよ。
大体1個しか買わないんだから、別に買ってもらわなくてもいいんです。お客様は神様ではないんですよ。
基本的に高齢者が多いので、自分の言うことが通らないとブチ切れますが、いちいち対応してられません。
もし、明日来たら私は品出しではないので、会うことはないでしょうが、食い意地が張ってる人って好きになれません。
楽しみがそれしかないのかもしれませんけどね…責任者としては、失格なのかもしれませんね、私(笑)
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