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オススメドラマ、ブラックペアン感想✨

ドラマ「ブラックペアン」1期の感想


私はネトフリでドラマを知り2期から観たのですが、、
それが更に良かったかも知れません。

「ブラックペアン」は、医療ドラマとしての面白さが詰まった作品ですが、特に印象的だったのは、他の多くの医療ドラマと異なり、ただ感動を誘うだけではなく、緊張感や人間の汚い面もリアルに描かれていることです。

渡海征司郎(演: 二宮和也)は、一見冷酷で無感情に見えますが、どんな手段を使ってでも患者を救うという信念は一貫しています。彼の冷たい態度の裏には、過去のトラウマや重い責任感が隠されており、それが彼の冷酷さを生む原因となっていると感じました。しかし、その技術は誰にも負けないものであり、患者の命を守るためには一切の妥協を許さない姿勢が際立っています。

また、佐伯教授も複雑なキャラクターです。彼が善人なのか悪人なのか、ドラマを見ている間中ハラハラさせられました。時には渡海と対立し、何か裏のある行動を取っているように見える瞬間もありましたが、最終的には彼が渡海の過去を理解し、味方であることが分かりました。この予測できない展開が、このドラマの大きな魅力の一つです。

さらに、医療技術の進歩や医師たちの葛藤に加えて、病院内での権力争いや利害関係が描かれている点も特徴的です。多くの医療ドラマが感動やヒューマンドラマに焦点を当てる中で、「ブラックペアン」は人間の汚い面や医療の裏側にある利己的な動機までをも赤裸々に描き出しています。こうした側面があることで、物語全体が単なる感動作に留まらず、現実的で緊張感のある作品となっているのだと思います。

このドラマは、医療の進歩や患者の命に対する責任感だけでなく、医師たちの人間としての葛藤や、彼らが直面する社会的なプレッシャーも描いており、非常に見ごたえがありました。渡海や佐伯教授など、登場人物たちの複雑な人間関係が、作品に一層の深みを与えています。

こうすることで、他の医療ドラマとの違いを明確にし、作品全体のリアルさや緊張感を強調できますね。この視点は、感想文に個性を加える要素としてとても効果的です。

2期を先に観たので後に1期を観ましたが点と点が繋がることがものすごくスッキリしました。

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