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【VTuber】あの頃の自分のような人に道を作れるように

いよいよ明日、私とチーム「グレスティナ」を組んでいるVTuberリリカ・ルシャトリエが昨年11月からの休止期間を終えて復活配信を行います。

7/1 配信復帰

これまでチームの目標だったりを書いてきましたが、
今日は私個人について書こうかと思います。

『かつて苦しんだ自分のような人を助けたい。ものづくりで生活できる環境を増やしたい』
いま私が持っている信念のようなこの目標に行きつくまで、

どうしてVTuberの裏方をするようになったのか、なぜ動画編集を生業にするようになったのか。

いまに至るまでの簡単な経緯と、「グレスティナ」のそれとも重なるのですが、私の夢も少しご紹介できればと思います。


映像への出発点


VTuberの裏方の以前に、動画・映像を作る人を志すようになったのか。

若かりし頃はまったく違う分野に身を置いており、
機械系のエンジニアリングを学んでおりました。

ですが幼いころから映画を見ることが好きで、とくにSFやアクションの作品を見てはその世界をワクワクしながら楽しんでいました。

エンジニアリングを学んでいるときに学内で映像系の小さな教室が開かれており、こんな機会はめったにないと思い切って参加してみました。

簡単なカメラの使い方や、ストップモーションという「コマ撮り」を通してフリーの編集ソフトを使って作ったのが最初の動画です。

自分の思い描いたシーンが実際に動画として動いたときの感動はいまでも忘れられません。

そこで映像に興味を持ち始め、ちょうどその頃見たドキュメンタリー映画が決定的でした。
その映画は「This is it」というマイケルジャクソンのコンサート準備を追ったドキュメンタリーなのですが、彼がスタッフの方たちへ向かって「生きていると沢山辛いときもあるけど、コンサートを見に来てくれた人たちにはその数時間、それを忘れさせてあげよう」と語っていました。
私もときどき映画館に足を運び、好きな映画を見ているときは日常のことを忘れてその世界に入り込むことができました。そんな時間を自分も作ってみたいと思ったのが出発点です。


VTuberの裏方へ


それからは映像の業界とはかけ離れたお仕事の傍らで、時間を見つけては映像の活動に取り組んでいました。
沢山の楽しくやりがいのある時間も多かったですが、「”やりたいこと”と”やれること”の狭間」で苦しんだ日々でもありました。

ある日YouTubeを見ていると、まるでアニメのような姿の方がライブ配信でゲームをしながら視聴者の方のコメントとコミュニケーションを取っているのを見つけました。

その時は「これは録画なのか?」「どういう技術なんだ?」とまさに未知との遭遇でした。
当時はまだ今持っている「バーチャル・グレスティナ実現」などという夢まで全く想像できなかったのですが、『何やら面白そうな業界』というぼんやりとした印象を持っていました。

それから数年後の2022年、リリカからVTuberの話をすることとなり私が裏方としてサポートすることとなりました。

インターネットやVTuberの業界に疎かった私ですが、サポートをする中で少しずつ知見を増やしてゆきました。


私にできること・実現したいこと


映像を志したときもそうですが、VTuberの業界も全く新しい世界でした。

はじめて見聞きする言葉や文化は新鮮で、多くの技術と才能が結集したコンテンツの数々は多くの驚きがありました。

映画が約100年前に生まれ、音声や音楽が付き、カラーになり、CGが駆使され、3Dを取り入れたり、その歴史の中で映像技術が進歩してきましたが、
VTuberはまだたった10年弱。技術の進化は映画の時とは比べ物にならない位速くなっています。
VTuberが持つ可能性を模索しつつ、「グレスティナ」をしっかりと大きく成長させて、
かつて「”やりたいこと”と”やれること”の狭間」で苦しんだ昔の私のような人を一人でも多くサポートできるような、そんな仕組みを作ってみたいと思います。

まだまだ世間的にもクリエイターは成功すれば余裕のある生活ができるものの、現実を見れば厳しい世界、という認識があると思います。

これから更に加速する技術を用いてこの業界を盛り上げていくには、より多くのクリエイターが必須です。

続けていれば才能を開花させたかもしれない人を、そこまでの道のりが厳しすぎるが故に手放してしまうのはあまりにももったいない。

日本が世界に誇るモノづくりのチカラを次の時代の起爆剤にするため、グレスティナを通して私も微力ながら協力していきたいと思います。

そしていつか才能を開花させたクリエイターと協力し、幼い事の私がSFやアクション映画で現実を忘れてワクワクしたような、そんな体験を未来のクリエイターたちにしてもらえれば嬉しいですね。

そのためにも、1歩ずつ1歩ずつ前へ進んでいきましょう。
明日のリリカ・ルシャトリエの復帰配信もその1歩です。

「技術と情熱で、いまだかつてないワクワクとドキドキを。」

〇リリカ・ルシャトリエ 配信復帰
日時:7月1日(月)21:00~
配信URL:https://www.youtube.com/live/V8SmoL39BBI?si=nfKTl3IZqrwXAHuZ

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