ONE PIECE 9巻 個人的に好きなところ①
『個人的に好きなところ』の記事、だいぶ期間が空いてしまいました。
近いうちにと言っておきながら、すみません~!
ちゃんとまだまだ進めていきますよ~!
個人的に好きなところ、きっとこれから先も多くなることを予想して、今回から「前編」「後編」ではなく①②・・・と書いていこうと思います。
さて、9巻はどこまでいくのか。
毎回「今回は短くまとめるぞ~!」と思っているのに、どんどん長くなる不思議。書いてるうちに熱くなるんだよな~!!!
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ちなみに10月8日、ナレッジキング初めて挑戦しました。(昨年は漫画を全巻読めていなかったので見送ったのです)
結果、100問中 51問正解・・・!
もっといきたかったー! けっこう凡ミスを重ねてしまったー!
コンサートの退場がゆっくりだったので、9時までに参加するのが本当にギリギリでした。間に合うかひやひやしたー!
地下鉄に乗ってから回答を始め、途中乗り換えのため中断したり、バタバタしていましたが、とりあえず参加できたことがよかったと思ってます!!!!!
(まさかコンサートとナレキンが被るとは思わなかったよね!)
では、前置きが長くなりましたが。
9巻の個人的に好きなところに参りますー!
第72話 〝分相応〟より
このコマの、ノジコがとても好きです!!!
民家の壁に寄りかかっている、身体の傾斜! 腕を組んでクールに言葉を発している感じ!
これ、同じことを8巻の第68話のサンジくんでも書いているのですが。
私はこの立ち方が、異様に好きなのかもしれません。
いや、現実世界でこんな風に立っている人を好きってわけじゃないです。(むしろ、こんな風に立っている人見たことない)
サンジくんもノジコも、ちょっとひねくれているような、このクールな感じの立ち方がたまらないのです。
そして『なるようになっちまうさ』っていう言葉遣い!
言葉遣いが悪いというより、ちょっと乱暴な言葉遣い!
なんかちょっと、かっこいい・・・!
私が同じことを言っても、「なんか、かっこつけてんな・・・」って思われるだけだろうな。
真似はできません。ノジコだからいい!!!
武器を持っていたゲンさんを、アーロンが見せしめに殺そうとする場面。
ゲンさんが、助けようとするノジコ、そして町民に向かって言う台詞が好きです。
自分の大切な人が前線で戦って傷ついている中、〝耐え忍ぶ戦い〟をするって、何より苦しいことだと思う。自分が戦って傷つく方が、ずっといい。
でもそれだけナミのことを信じ、そして守ろうとしているのが感じられる台詞。
ナミはゲンさんやココヤシ村のみんなに、本当に愛されていたんだなぁ。
ナミに冷たく接するのも、つらかっただろうなぁ。
改めてこの場面を読みながら、ココヤシ村の村人のように命にかかわることではないとしても、生きていくうえでグッと我慢するような〝耐え忍ぶ戦い〟ってあるよね、と思った。
それがはたして本当に正解か、やっぱり戦った方がいいのかは、経験が浅い私には分からないけれど。
この場面を通して「たとえ正義感からだとしても、戦うことでかえって人が傷つく場合もある」ということ。そして「〝守るために戦わない〟という戦い」もあるのだと、ゲンさんたちから教わった気がする。
ここは、アーロンがゲンさんを殺そうとしているところに、ウソップが火薬星をぶちかます場面!
「よくやったーーー!!! ウソップーーーーーッ!!!」 と、思わず叫びたくなるくらいかっこいいウソップですが。
屋根の上で、めちゃめちゃ足を震わせながら大嘘をついていて。
もう!!! そこが!!! いい!!!
わたしも類まれなる小心者なので(むしろウソップよりずっとずっと小心者)、ウソップの「怖がりながらもちゃんと信念に従って行動しているところ」に勇気をもらうんです!
どんなに怖かろうと、足がガクガク震えようと、大ボラを吹こうと、最終的にちゃんと戦うウソップはかっこいい!!!
ついていきます、キャプテン・ウソップ!!!
***
そして書き溜めていた『個人的に好きなところ』のメモに、こんなことが書いてあった。
「アーロンのキレ方が恐すぎる。上司になってほしくないワンピースキャラランキング間違いなく上位」と。
メモしてから記事を書くのに時間が経ってしまったため、こんなことを書いたの、すっかり忘れていた。
私はよくワンピキャラを上司にあてはめてるな~~~!(そういう妄想が好きみたい)
・ココヤシ村に帰ってきたナミを見て、村人たちが冷たく去って行ってしまうところ。
村人が自分の姿を見て家の中に入っていくのを、寂しそうな目で見るナミさんが切ない!!!
切ないんだけど、そんなしーんと静かな村をナミが歩いているひとコマが好きです。(ちなみに、ナミさんのふくらはぎがとても美しい)
そして誰もいなくなった村に、シルエットで描かれているノジコとゲンさんが素敵なのです。
二人がナミさんの心の支えなんだろうなって感じるひとコマ。
ベルメールさんのお墓で、姉妹二人が話しているシーン。
ノジコは相変わらずヤシの木に背中をもたれて立っていて、ほっんとにかっこいい!!!
女性でちょっときざな感じ、ずるいくらいかっこいい!!!
そしてなにより『何が何でも一億ベリー稼いで 私はこの村を買うの!!』のナミさんの笑顔が好き!!
ココヤシ村でのナミさんは、苦しそうだったり、気を張った顔をしていることが多いけど、このシーンは子どものような笑顔で笑ってるのがたまらない。
・その頃、アーロンパークにいる魚人たちを倒し、椅子に座って『どうしたもんかね 面倒なことになってきたぜ』と言うゾロ。
あれ、ゾロってシャツ羽織ってたっけ?
珍しいなー。似合うし、すごくかっこいいなー・・・・・・って思っていけど。
よく見たら、魚人たちみんなシャツ着てる。(アロハシャツっぽいもの)
ということは、ゾロさん、魚人のシャツを奪って着てるの???
シャツ姿のゾロめちゃめちゃかっこいいので、シャツを奪われた魚人、許してあげてね。
こういう珍しい服装しているのが、すごく好きです!!!
第73話 〝偉大なる航路〟から来た怪物 より
・アーロン一味戦闘員〝海牛モーム〟がルフィ、サンジ、ヨサクの乗っている小舟のところに現れるところ。
ここの場面、サンジのご飯をみんなで食べていて、すごく美味しそうなの!
ルフィ、ちゃんとフォークを用意されているのに手で食べてるところがかわいい!!!
そしてお腹を空かせたモームに対して、サンジは優しさを見せると思っていたら、思いっきり蹴り上げるところも好き。
まず、サンジくんに『さァ 食え』と食べ物を差し出されたモームが、ふてぶてしい顔で食べようとしているところがかわいいい。
そして、首肉シュートをした後に『カバが・・・』と言うサンジくん、めちゃくちゃかっこいい!!!
(顔に前髪がかかっていて、表情が分からないところがまたクールでいい!)
船長の助けをもらわなくても、大きな海牛を倒すサンジを見て「頼もしい! これからルフィたちもっと強くなるじゃん! 楽しみ!」って、子どもの頃わくわくしたのを今も覚えてる。
第74話 〝仕事(ビジネス)〟より
この『ルフィはな!!! あいつは お前が逃げた直後でも 一片も お前を疑わなかった!!!』のコマだけ、ウソップとナミにトーンが貼られていて、なんだか影が差しているように見える。
その描かれ方が、ナミにその言葉が刺さっている描写に見えて切ないんです。
きっと自分を無条件で疑わないでいてくれた人って、ルフィが初めてだったんだろうな。
些細だけど、そんな切なさが見える描写が好きです。
次はシリアスなシーンでも、ちょっと和ませてくれる〝はっちゃん〟の場面。
幼い頃アーロンパーク編を読んでいた時は、魚人って凶暴で怖いなって、単純に「悪役」として見ていたけど。
その時から、なんだか憎めなくて「かわいい悪役」と認識していたはっちゃん。
はっちゃんの抜けているところを読むたび、ほっこりするので大好き。
きっとこんなに抜けていても、魚人たちの中ですごく好かれているんだろうなぁ。
魚人島編も大好きなので、はやく個人的に好きなところ書きたい!
(東の海編でさえ何か月もかかっているのに! スピードあげなくては!)
・ナミが胸元から棒を取り出し、ウソップをその棒で殴るところ。
と、書くとめちゃめちゃナミさんが暴力的になってしまうけど、これもウソップや大切なものを守るためだからね。ウソップ、ごめんね。
ちょっとウソップはかわいそうなんだけど、この頃のナミさんの、意外と戦闘能力の高いところが好きなんです。
きっと泥棒をするために、ナミさんはいろいろと危険な現場に居合わせていたんだろうなぁ。
幼い頃から危険の中にいなきゃいけなかった境遇は切ないけど、そんな中でも腐らず逞しく生きていたナミさんはかっこいいし、尊敬する!
そんなところがほんっとうに大好きなのです!!!
あと、「ナミさんどんなところに棒を隠してるのよ!」とツッコミたい。
スパイ映画が大好きで、よく女性がスカートのスリットから武器を取り出したりするのが大好きなんだけど、そんな感じがして本当にかっこいい!
かわいいだけじゃなくて、かっこいいのがナミさんの素敵なところだ!!!
(ついナミさん愛が暴走してしまった・・・・・・)
・ウソップが〝煙星〟をすることを、先読みしているところ。そして、ウソップを殺したと思わせるため、自分の手をナイフで差して血まみれにしたところ。
ココヤシ村編、ナミさんが痛い思いをするシーンが多くて。
どれだけ自分を犠牲にしているんだって、もっと自分を大事にしてくれって、ひたすらに思う。
同じ74話でクロオビが言っているけれど。
ナミさんって本当に頭の回転が速い。
(それだけ、今まで何度も修羅場を乗り越えてきたからなのかもしれないけれど)
普通だったら、自分の手を刺すことでウソップの死を偽装するなんて、全然思いつかないし、そもそも想像するだけで痛くて絶対できない。
それほどナミさんは、大切なものを守る覚悟を持ってるんだなって感動する。
(この時のナミさん、私より13歳も年下なのに・・・・・・!)
私は頭を使わない行き当たりばったり人間なので、こんな風に先読みして行動できる頭のいいナミさんに、本当憧れる。
あとがき
今回は期間が空いてしまい、早く記事をあげたかったので、少ないですが72~74話の3話のみにしました。(でも文字数は何故かいつもより多い)
実はONE PIECEの9~11巻は、幼い頃特に何度も読み返していた巻なんです!
だから、9巻のエメラルドグリーン、10巻のブルー、11巻のピンクの表紙を見るだけですごく心が躍る。
その思い出があるからか、この9巻が私の中では一番好きな表紙です。
(Meet the ONE PIECEでこの表紙のトートバックを注文すればよかったー! 別のトートバック買っちゃった!)
そして、別の記事でも書きましたが。
一番くじ・エモーショナルストーリーズ2のベルメールさん、ナミ、ノジコのフィギュアが当たりまして。
パソコンに向かっていると、デスクの斜め前の方に飾ってある3人がキラキラの笑顔でそばにいてくれるんです。
本当に癒される。かわいい・・・・・・!
次回は77話も書く予定なので、ベルメールさんについても熱く語りたいです。
その先も名シーンばかりだし、9巻も大好きなところが盛りだくさんだー!!!
ぜひ、またお付き合いいただければうれしいです。
ではまた、ちかいうちに!
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