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アヘアヘキングダム1st Season Story 5

<Kussan’s Case ―― クッサンの場合>
2年ぶりの日本。わずか1週間の滞在だったけど、内容濃かったなあ。何より、ネーソーとアインちゃんとの再会。もう2度と会えないと思ってたから、ホント嬉しかった(涙)。ただ、ネーソーは何1つ変わってなかったけどww まあ、そこがあいつの良いところなんだよね。

アインちゃんも、明るくて元気一杯なのは昔と同じ^^でも、表には出さないけど、きっと寂しかったはず。「お兄ちゃんが出て行ったのは私のせいだ」って、あの時はずっと泣いてたもんなあ…。僕もしばらくして日本を離れることになったし、親は仕事でほとんど家に帰ってこない。そりゃ寂しいよね(´・ω・`)

今回のことで、少しでもあの2人が歩み寄ってくれたら嬉しいな。

よし、僕も頑張ろう!3年後には、スーパーギタリストとして日本に凱旋帰国・・・なんて出来たら、かっこいいよね^^

<Neesou’s Case ―― ネーソーの場合>
中学卒業以来だった。高校中退→アメリカへ音楽留学とはね。かわいい顔して、やることマジはんぱねえ。さすがのネーソーも、刺激受けまくりングよ。「ファーストアルバムのジャケット描いてね」なんて、嬉しいこと言ってくれるじゃないの。ちょっとやる気出しちゃおうかしら。

てかさ、妹が来たと思ったら、今度はクッサンって。ハリウッド映画顔負けのベタ展開過ぎね?って感じ。ま、クッサンのおかげでアイツと話せるようになったんは事実だけど。まだ、照れくさいつーか、ムズガユイ。何を話しゃいいんだか。「かわいい妹よ。アイラビュー・アイニジュー」なんて、
キャラじゃねーです、ハイ。

ましてや「あなたに劣等感を抱いてしまったので、家出しました」なんて、ケツが割れても言えねえし。あ、ケツは割れても言えるか。てか、ケツは
もともと割れてるっつーの(´◉◞⊖◟◉`) ニャハハハハハハハハハハ……
あー、カッコ悪い俺っち。

そいや、おぬこのオーディション、そろそろ終わったころか。メールでも送ってみっかな。

<Nyamusan’s Case ―― ニャムサンの場合>
はぁ~終わったぁ。もう、何が何だか。ずっとふわふわしてるっていうか、夢中っていうか…。自分が何を言ったのかすら、あんま覚えてなかったり(´・ω・`) 櫻井さんの方を、見ないように見ないようにって思ってたけど、声をかけられた瞬間、頭が真っ白になった><

でも、最後、褒めてくれた♪「気持ちがこもってて、良かったね」って、舞い上がってホント泣きそうになったww でも、どうなんだろ?多少はお世辞も入ってるかもしれないし、参加者全員に言ってる可能性もあるし。櫻井さんがキャスティングの全権を握るわけでもないだろうからなあ…。色々考えてたら、不安になってくるよ。てか、おなか空いた。朝から何も食べてない…マック…ここでいいか。

今回はラキアたんにお世話になったなあ。ずっと練習相手になってくれたし、今朝のメールも心強かった♪ ・・・そうだ!ラキアたん、来週誕生日じゃん!今回のお礼も込めて、何かプレゼント考えよう(。◕ˇωˇ◕。)

<Rakia’s Case ―― ラキアの場合>
とうとう誰にも言えないまま、出発することになりそうだ。せめて、誕生日は日本で迎えたかった(´・ω・`)誕生日に外国でぼっちって、寂し…くなんかないっ!もう決めたんだ。究極の桜色に、人生をかける。たとえ孤独になろうとも、男にはやらなきゃいけない時がある!Fu~♪ラキア、カッコイイね!

・・・・・・今、自分に嘘ついちゃった(´;ω;`) ネジネj…じゃなかった。ウジウジ。

ユィミが最近ずっと夜中に歌ってる曲。「ほんの少しのさよなら」だっけ。オーディションの課題曲って言ってたけど、布団に入りながら聴いてると、何だか泣けてくる。歌声なのか、詞の内容なのか、皆と離れ離れになる寂しさなのか、理由は分かんないけど。

多分、全部だ。

<Dialog Yuimi and Ain  アインとユィミの会話>
ユ:アインちゃん、すっかり溶け込んだよね。
ア:うん。みんな優しいし、大好きだよ( ´∀`)
ユ:ネーソーとも、普通に話せてるもんね。
ア:クッサンのおかげだよ。まだ1対1だと、微妙な感じかな…
ユ:…あのことは、話した?
ア:まだ(´・ω・`)
ユ:そっか…
ア:近いうちには言うつもり。残された時間、少ないと思うから(´;ω;`)ユ:……アインちゃん、私に出来ることがあったら、何でも言ってね!力になるからね!( ,,´・ω・)ノ”(´っω・`。)
ア:ありがと。というか、ユィたん、だいじょぶ??明日オーディションでしょ??
ユ:そーだったあああああああああ(´Д`)

<Tokiyu’s Case ―― トキユの場合>
最近、このアパートはハプニングだらけだ。さっきも通路で、知らない女性に水晶を売りつけられそうになった。と思ったら、部屋の前にキノコが山積みされてるし…。何だこのアパートは。私は平穏無事に暮らしたい。

ただ、このキノコ、隣の部屋とは対照的な、素敵なオーラを放っている。

鼻孔をくすぐるこの香り、悪くない。

グーグル先生も「毒性はなく、れっきとした食用だ」とおっしゃっている。

・・・・・・いやいやいや。待ちたまえよ、金田一君。

誰が置いたのかも定かでないキノコを食す?どう考えてもアウツだろう。アウツ・オブ・ザ・イヤー2012だろう。どうせ、感激してラリラリになるのが関の山だ。


・・・ただ、このキノコを前にすると自己の衝動を抑えきる自信が少しずつ無くなってくるのも確かだ。ええい、もうこの際はっきり言ってしまおう。食べたい。私は食べたくて仕方がないのだよ、金田一君。コイツを徹底的に炒めつけて、醤油とバターのドレスを着させてやりたいのだよ!へむt・・・何とでも言えばいい。

(15分後) 
いただきます。神よ、我に祝福を…


!!!!!!


 ┌(_Д_┌ )┐))けっこんしてくだたあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ

<Munetaro’s Case ―― ムネたろうの場合>
グヘヘ オイラノ カチ (◞≼●≽◟◞౪◟◞≼●≽◟) ア、カゲロウデイズ モ ヨロシクネ♪

【STORY 6 Preview ―― 次回予告】
置き手紙 / プレゼント強奪
唐突にイケメン / ほんの少しのさよなら
(✧≖‿ゝ≖) coming soon
※モデルこそいますが、あくまでフィクションです。笑って許して。
※筆者ネタ切r取材のため、soonでない可能性があります。いいか?人間には出来ることと出来ないkご了承ください。



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