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【超短期集中連載】オイラだって俳句を詠みたいんだ(ノシ*`ω´*)ノシ 其の弐


秋の宵俳句ハイとはこのことか
其の弐は明日書くつもりだったのに、どうにも止まらなくなりました。山本リンダかよ。

※其の壱はコチラ٩(๑•̀ω•́๑)۶

前回、ド新人のくせに分かったような感じで俳句を語ってしまったオイラ。ただ、諸先生方のコメントを見るに、そこまでズレたことは言ってない模様です(´めωめ`)ホッ

というわけで、今回も俳句に触れて思ったこと、感じたことをつらつらと書いてくぜ٩(๑•̀ω•́๑)۶プレイボール

【イケてる!その弐ヽ(•̀ω•́ )ゝ✧ 】
直接的に表現しすぎない

「野暮なことを・・・」「みなまで言うなよ・・・」日常で思うこと、皆さんもあるでしょう。どうやら俳句ではそのハードルが更に高いみたいです。なんせ、悲しい時に「悲しいぜ」って書いたら野暮になるんだもん。

己の感情をストレートにぶちまけるのはイケてない。今やSNS上の「匂わせ投稿」や「意味深発言」がネットニュースになってしまうオウマイグッネスな時代だけど、あからさまに表現しすぎないスピリッツというのは、日本人のDNAに組み込まれてる気がするのよね。いや、今横浜ベイスターズの話してないから!(誰も言ってねぇ)

俳句においてもそれは息づいているようだ。「愛してる」や「ツラい」といった気持ちを直接出さずに、山や風、花や鳥に投影して表現するのがイケてるっぽい。自ら言わずとも、読者が「ああ、この人こんな気持ちなんだろうな」って想像してもらえる。これが俳句の理想形の1つではなかろうかと、オイラは仮定しました。

てことで、無謀にも🔰がチャレンジしてみた

(例)「ああ、意中の人が別の女性になびいてしまったらどうしよう。私から離れていっちゃう。不安だな」って気持ちを、何かに投影して表現する

オイラが詠んだのはこれ。

秋風や揺れる案山子と離れ雲

かかしはひらがなの方が良いよなぁ・・・は一旦置いといて。オイラなりの解釈は以下の通りです。

①秋風:不安、嫌な予感
②揺れる案山子:心が揺れている私
③離れ雲:自由気ままに生きている意中の人(男性)

①秋風。ポジティブな意味合い(涼しい、爽やか等)で使われることもきっとあるでしょう。オイラはマイナスイメージで使いました。ちょっぴり冷たくて、湿度の低い乾いた風で・・・はっきりとした冷たさではないんだけど、少しヒンヤリする=嫌な予感や不安にならないかなと。

②揺れる案山子。かかしが物理的に揺れているのと、自分の心が揺れているのを掛けたつもり。あと、かかしは能動的に動けないので、「現状自分では何も出来ず、ただ不安に揺れている私」を表したかった。

③離れ雲。オイラの中で、自由人と言えば雲のジュウザ。本当はシュウが一番好きだけどね。あの聖帝十字陵のシーン(´;ω:`)・・・いやでもトキも捨てがたいんだよな(もうええわ)。雲は自由の象徴、且つ群れから離れている雲ですから、どこ行くか分かんない。他の雲とドッキングするかも知れない。


でね。一番の問題。自分の詠んだ俳句を、↑みたいにつらつらと説明していること自体が恐らくスーパーイケてないんですよ笑 今オイラは、俳句界においてクソ寒いことしてるんですよ(๑`→Д←´乂) だって、ここまで説明しないと分かってもらえないような俳句なら、詠まなくていいんですから。俳句で伝えきれないなら。


俳句は間接照明が描き出す影絵だと思うのだよ

俳句は五七五という究極のミニマム文学ですから、説明しようとする意識自体が野暮なんでしょうね。例えが正しいか分からないけど、ウサギの形を見せたいとき。ウサギの形に電球を並べて光らせるのはイケてない。五七五を1つずつライトに見立てて、3方向から照らして、浮かんでくる影がウサギの形でないといけない、みたいな(伝わってます?w)

で、そのライトの置き方や光度、角度や色合いの違いで、浮かんでくる影の鮮明さや美しさが決まる。オイラは技術も知識も浅井長政なので、「ウサギの形を出したい!」と思って、いざ照らしたらゾウが出てきちゃって。それで「素敵なゾウですね♪」なんて意図しない褒められ方されちゃって。戸惑う未来が見えます。

ストレートに表現しすぎるのは野暮。かといって、それを意識しすぎて間接的に描きすぎると(そして技量がないと)、読者には何のこっちゃ分からない。五・七・五をバランスよく配分して、3方向からきっちり照らさないと、その形は見えない。熟練者の方って、きっとその光のバランスが秀でているんでしょうね。

みんな違ってみんないいって、みすゞも言ってたし

変に趣向を凝らすより、あえてストレートに表現した方が良い時もきっとあるだろう。そこもバランスだよなぁ。いやホント面白い俳句。

あと、詠み手と読者に解釈の違いがあっても、それはそれで一興なのかなと思ったりする。仮に自分とは違う解釈されても、あ、そういう捉え方もあるんだ。面白いなって。新しい色を付けてくれてありがとね!って、むしろオイラは嬉しく思える。全員が画一的な捉え方をする文学なんて、ちっとも面白くないし。きっとそこも俳句の面白さだと、素人ながら感じております。

次回は日本語という部分にフォーカスして、俳句を考察していきたい。特にオイラが注目しているのは助詞ね。女子が助詞を語る。やかましいわwww


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