スポーツにおける「場」の理論
「場」に遅れないこと
「場」と共にあること
「場」を制すること
「解説」
これには、グループダイナミクスという考え方が根底にあります。
クルト・レヴィンの場の理論と言われているもので、2人以上の集団が形成されたときに生まれる特有の「場」が想定されています。
一見難しい感じではありますが、「人は誰かといるときに、良いか悪いかは別として、大いに影響を受けている」、ということです。
この人といると居心地がいい、とか、このメンツだといつも雰囲気悪くなる、とかってありますよね。
それらの感覚も、研究として扱われているんですね。
そして今回僕が提示しているのは、試合の場面で生まれる「場」に生き続けた一人の人間として感じたことです。
もしかしたら、飲み会の場面での方がイメージしやすいかもしれません。
僕はお酒が飲めないので、大人数のてんやわんやの飲み会の「場」には遅れます。
その「場」に上手く乗っている人もいますし、その「場」を制する人もいますよね
飲み会の場を制したいと思ったことは一切ありませんが(笑)、試合の場面では「場」を制することは非常に重要です。
それがうねりとなって「流れ」を生み出し、よく言われるような「流れがいい」とか「流れが悪い」といった感覚になるのです。
大学院時代に「勝負強さ」の研究や「流れ」、「無心」など一通りの研究をしていたので、そうした内容もまた徐々に出していこうと思います。
ではまた☆
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?