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アマゾンの環境問題への取組み①~物流・航空事業をより持続可能に

『戦略をアップデートする』は、競争戦略コンサルタントとして、GAFA×BATH等の米中メガテック企業をはじめ国内外トップ企業の動向をフォローしている田中道昭が、日々行っているこれら企業へのリサーチの中から、その内容をnoteでシェアするものです。

今日の『戦略をアップデートする』は、アマゾンの環境問題への取組みです。

2020年7月8日、アマゾンのコーポレートブログ「dayone」に、「Promoting a more sustainable future through Amazon Air(アマゾン・エアーを通してよりサステナブルな未来を推進する)」という記事がアップされました(動画参照)。記事では、アマゾン・エアーが再生可能資源から抽出される低炭素で持続可能な航空燃料を使用することで、物流・航空事業をより持続可能にしていくことが紹介されています。

このアマゾンの取組みは、アマゾンと環境NGOが昨年発表した気候変動対策に関する誓約「Climate Pledge」の一環。誓約への署名企業には、2040年までに二酸化炭素排出ゼロが求められます。

世界中で異常気象が多くの人々に経済的打撃を与えています。もはや、異常気象はニューノーマル化したとも言える状況。そうした中、環境問題を、社会貢献としてではなく、事業の中核に据える企業が増えています。アマゾンの取組みはその先駆け。ECにとって物流は事業の生命線です。アマゾンは事業の根幹から環境問題へ取り組んでいることが見て取れます。

田中道昭


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