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iOSアプリ開発のメンターをやってみて

先日、ずっと前からやってみたかったiOSアプリ開発のメンターを始めた。これまでも何度かプログラミングを教えていたことはあるけど、本格的にメンターを務めたのは初めてだった。

僕は学生の頃から人に何かを教えるのが好きだった。自分がこれまで仕事や趣味を通じて学んできたスキルがどれくらい通用するのか試してみたい気持ちもあった。色々と考えているよりも、実際にメンターをやってみて何かしら気付くこともあるだろうと思い、まずはやってみることにした。

始める前はメンターをしっかり務められるか不安な気持ちも多少あったけど、結果としてはやってみて良かったと思う。

実際にメンターをやってみて一番驚いたのは、自分の知識や経験を必要としてくれる方が意外にも沢山居ることだった。自分にとっては毎日やっている様なことでも、それが必要とされたり時には感謝されることもあってとてもうれしかった。

これまで何名かメンティーの方を担当させていただいたが、特に独学でアプリ開発を勉強されている方にとっては、1人で様々な問題に対処していくのが難しい場面もある様だった。そういった場面で、多少なりとも自分のスキルを使ってサポートができたのは良い経験だったし、自信にもなった。

またメンター経験を通じて、エンジニアを目指している方の熱量の凄まじさを感じることが多かった。熱心に勉強されている方にとても良い刺激をもらった。とにかくみなさんモチベーションが高い印象を受けた。

僕も週末に趣味でコードを書いたりすることがあるけど、モチベーションが低下することがよくあるので、継続して学習されている方は本当に素晴らしい。自分も負けない様に頑張りたいと思えた。

現時点でのスキルがあまり無かったとしても、コツコツ継続できる人はやはり強い。そういう方はちょっとしたサポートでも、どんどん育っていくし、1年2年後には大きく成長している。

自分の経験上、誰かのモチベーションを上げるのは非常に難しい。熱量をもって継続的に学習に取り組めるのも、1つの才能なのだと思う。メンターが出来るのはあくまで、熱量がある方の学習の壁となるものを取り除いたり、様々な不安を解消していく手伝いをすることなのだろう。

メンティーが抱えている問題を解決出来た時はやはりうれしい。そして色々な方のコードを読む時間も新たな発見があって楽しい。「メンターをして良かったな」とこういう瞬間に感じる。これからも続けていきたい。

目の前の誰かが少しずつ何かを出来る様になる瞬間に立ち会えるのはとても幸せなことだ。昨日まで出来なかったことが今日は出来る様になることは素晴らしいし、その為に尽力することはとても楽しい。自分のやりたいことはこういうことなのかもしれない。

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