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ベストなタイミングなんてない

2022年も残り僅か。今年を振り返りながら、来年の目標を少しずつ考える季節になってきた。本当に一年はあっという間に終わってしまう。

僕の2022年を振り返ってみると、今年は「ベストなタイミングなんてものは存在しない」ということを、仕事でもプライベートにおいても強く感じた一年だった。

僕はこれまで何かをやってみる時に、自分がベストな状態になるのを待ってしまいがちだった。でも最近は自分のコンディションがばっちりじゃなくても、ある程度いけるかなと思ったらとりあえず飛び込む様にしている。

こうした心境の変化について、このnoteで書いてみることにした。

その時にしか出来ない事は確実にある

僕は今年転職した。結果としては今転職して良かったと思っている。僕は今26歳だが、30歳になっていたら結婚しているかもしれないし、今ほど身軽に決断できないかもしれない。

今年は体調を崩していた時期もあったので、自分自身がベストコンディションがと言われたらそうでなかったと思うけど、周りの環境が整っていると感じたから決断した。

また、僕は友達を誘って定期的会う様にしている。友達と会う難易度は社会人生活が長くなるにつれてどんどん難しくなっている。社会人になって、住む場所も変わり休みのタイミングもそれぞれ異なるからだ。これから歳を取ったら友達と会うハードルはますます高くなるだろう。

そういう思いもあって、今の自分は決して時間や体力が有り余っている訳ではないけど、これは今しか出来ないと思って、なるべく休みの日には会いたい人達に会う様にしている。

時間の流れは不可逆である。10代や20代で出来る事と40代や50代で出来る事は明確に違う。耳が痛い話だけど、今しか出来ない事は確実にあると思っている。だから無駄な時間を過ごしたくないし、やるべき事は後悔ないようにやっておきたい。

ここ数年間はコロナの流行もあって、周りの雰囲気に流されて自分のやりたいことを制限している時間もあった。でもそういう時間の使い方はもったいないし、時間は待ってくれない。時間はとても大切だ。

僕はジョジョの奇妙な冒険に出てくる「あしたっていまさッ!」というセリフが好きだ。明日には出来ない事もある。僕は先日友人との突然のお別れがあり、それを強く感じた。だから今日できることを明日に持ち越したくないし、伝えたいことは相手に素直に伝える様にしたい。

社会人になったばかりの頃は、自分が何かを出来なくなることをあまり想像していなかったが、これからは少しずつそういった事も意識して、今しか出来ないことをやりたい。

周りの環境が整った時が飛び込む時

何かをするのに適切なタイミングがあるとすれば、自分のコンディションが整った時ではなく、周りの状況が整った時だろう。

僕は、W杯の配信でも話題になったサイバーエージェントの藤田晋社長のこちらの記事を度々思い出す。麻雀の話ではあるが、これは人生にも当てはまる。

麻雀で大事な教訓に「自分のタイミングで勝負してはいけない」というものがあります。要は、自分の事情でなく、周りの環境面が整ったタイミングで勝負しなければ意味がないのです。
https://toyokeizai.net/articles/-/509856

今は気分が乗らなくても、周りの環境が整っているなら飛び込む。「また今度」なんて言っていたらもう二度とチャンスは来ないかもしれない。僕はそんな風に考えて、自分のタイミングで勝負しないというのを意識する様になった。

自分にとってのベストなタイミングを待ち続けたら、結局何も出来ずに終わってしまう。これはこの数年で一番感じたことだ。そんな恐怖感もあって、今年はチャンスの波がやってきたら迷わず飛び込む様にしていた。そのおかげでとても楽しい一年を過ごすことが出来た。

元気な時には新しいことを

僕が2022年にやって良かったなと思ったことがある。それは、元気な時には新しいことに挑戦するということだった。

新しいお店でご飯を食べたり、行ったことがない場所に旅行に行くとか、とても小さなことだったけど幸福を感じる時間だった。

この記事は非常に面白かった。僕はどちらかというと出不精な方だけど、この記事を見て新しいことをやる休日を過ごしたいと思った。外に出て新しい経験をする楽しさをもっと早く知るべきだった。多くの人にオススメできる内容なのでぜひ実践してみてほしい。

新しいことをやる時にもベストなタイミングは存在しないと思う。やりたいと思った時がタイミングだ。

もちろん体調が良くない時とかもあるけど、少なくとも元気な時はいつもと違う選択肢を選ぶというのを2022年は意識していた。これは本当に良かったので、来年も続けたい。

2023年はどんな新しいことが待っているか今から楽しみだ。
今年は本当にたくさんの人にお世話になった。新しい出会いもあった。来年は周りの人に少しでも恩返しできる様に過ごしていきたい。

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