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初めてアーティストトレースをやってみた

マーケティングトレースの新たな切り口、「アーティストトレース」に参加させて頂きました!

参加動機

マーケティングスクールのスタッフなのにいい加減マーケティングを理解しないとマズいぞ!いつまで「初心者」名乗ってるんだ??

という自問自答が最近ありまして、マーケティング理解の中でマーケティングトレースに興味を持っていました。

そんな時、私の興味の強いアートをテーマにしたマーケティングトレースが行われると紹介していただき、即決で参加を決めました。どこにも出掛けられないGWの真っ只中の開催とあってスケジュールもバッチリでしたしね!

マーケティングトレース…私についていけるのか?という若干の不安を持ちつつ。

初マーケティングトレース

やり始めてすぐマーケターの筋トレと言われるのが分かりました。

30分でできるだけとりあえずやってみる

これが重要!でも全然終わるわけない!初めてで慣れないこともあって、律儀に最初から埋めようとしてしまっていました・・・

しかも知りたい情報を見つけるのに時間がかかる!

適度に読み飛ばしながら駆け足で情報収集をして、最後まで埋める。

これが一番重要でした。

トレーニングを重ねてリサーチ方法の引き出しを増やす。要点を掴む感覚を研ぎ澄まし、仮説を引き出す。そのための筋トレでした。

初アーティストトレース

今回はパブロ・ピカソをトレースしてみました!

学生時代に美術の教科書に載っていたなぁ〜くらいの知識からの挑戦。

1. 対話型鑑賞

最初に参加者みんなで「アヴィニョンの娘たち」を鑑賞しました。

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出典:西洋絵画美術館

対話型鑑賞という形で、みんなで感じたことを共有していきます。

・左側の明るい茶色から右側は暗くなっている
・関節が角ばっていて直線的な印象がある
・右側の2人はお面のような描き方になっているのが気になる
・右下の人は男性のような気がする
・奥から出てくる人は白い布をかき分けているような感じがする
・手前のものはフルーツだろうか?

初めて見た作品ではなかったけど、美術の教科書で見てから随分と時間が経っているので成長とともに芸術的感性が磨かれたのでしょうか。一目見て様々な考えが巡ったのが不思議な感覚でした。

前に見た時は絵からこんなにいろんなことを感じなかったなぁ・・・

ピカソは変な絵の人、という印象を持ち続けていますが今改めて鑑賞したらもっといろんなことを感じるのかもしれない。

2. 30分のリサーチタイム

その後は個人が集中して取り組むリサーチタイム。

質問があればチャット機能を利用して質問ができます。

本当に全然30分では埋められなかったのですが、調べていく中で

・戦争の混乱を経験していること
・人との出会いと別れに影響を受けて頻繁に作風が変わっていること

この2点が印象に残り、リサーチシートを埋めていきました。※黒字の部分

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3. グループでシェア

個人作業が終わったら、グループに分かれて完成したワークシートについてシェアをします。様々な切り口でポジショニングを捉えていることが分かり興味深い。

4. 全体でシェア

再び全体に戻り、2人の方のマーケティングトレースを発表して頂きました。

同じ30分で作業したとは思えない完成度・・・慣れればこれくらい出来るようになるのかなぁと筋トレの重要性を再確認。

みんなの議論を聞きながら、私は参考になった部分を追記していきました。※オレンジの部分

これで何とか、初めてのマーケティングトレース/アーティストトレースは終了です。ワークシートも完成しました!

感想

初めての参加で上手く出来ないことが多く私自身の後悔は多いですが、アーティストトレースは1つの作品を鑑賞できたという、芸術鑑賞としてもとても楽しくて、心が満たされた1日となりました。

一方で「いつまで”初心者”名乗ってるんだ??」という焦りはより増したので、mercの名を汚すことのないように、これから初心者がレベルアップしていく様子を見せていかなければいけないと感じました。

やるぞーーー!!


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