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子育てで10代で一番大切にしたこと

長男は31歳・次男は28歳になります

とても教育熱心な地域に住んでいたため
中学受験もヒートアップしていました

お弁当をもって塾に通って
夜遅くに帰ってくる
家族団欒の時間がまだまだ必要なのに
いつもわたしの心はモヤモヤしていました

一応、中学受験は終わって
でもまた中学生になったら
学校が終わってから部活に塾に

なにか大切なことを失っている。。

わたしがふと思ったことは

10代こそ
素敵な大人にたくさん出会い
たくさんの体験をさせてやりたい

息子たちも希望したので

長男は14歳で1年間アメリカへ
次男は15歳で3年間フランスへ
それぞれ留学しました

当時はドルもユーロも安くて
ほんと助かりました

我が家は
祖父がアスペルガー尊大型
父親もアスペルガー尊大型

和やかな家族とは
かけ離れた家庭でした。。

だからこそ、
息子たちにはいろんな家庭をみて
将来の家庭像を見つけてきてほしい
そんな思いもありました

ありがたいことに
素敵なホームステイ先に恵まれて
自分の家とは違う家族と暮らさせてもらう経験は
息子たちにとって、人生の大きな財産となりました

当時は
その年齢で子どもさんを海外に出すの怖くない?
とよく聞かれました

わたしは35歳で重度のリウマチになりました
普通に歩けなくなって。。涙

そのときに思ったことは
病気になったショックよりも
自分の人生を生きて来なかった後悔
世界を見てこなかった後悔は大きくて

いつか〇〇をしたい
あれが一段落したら〇〇したい
そのいつかはないかもしれない。。ってこと

いま思ったことは
後悔のないように
いまチャレンジする

だからこそ息子たちには
若い頃からたくさんの世界を見てきてほしい
たくさんの人に出会って
自分の視野を大きく広げてほしい

その想いは自分が病気を経験したおかげで
人一倍強くなりました

息子が留学が終わった日に
書いてたブログがありました

そのとき、そのときに感じたことは
書き留めるようにしています

時が経つと忘れてしまうこともあって

感謝のこころ

息子はフランスで生活してみて
「フランスの人は、ほんとうに優しいよ」と。
お世話になった、ムッシュとマダムも
心がとっても優しくて温かくて、息子は大好きでした。


いつも私の足を心配してくださるマダムは、
別れ際にわたしを抱きしめてくださいます。

言葉か伝わらなくても、
いろいろな想いが心にじんわりと伝わってきて、
ただただ、ありがたく
感謝の気持ちで涙でいっぱいになります。



今度はいつ来れるかな、
淋しいねと話しながら電車を待ちました。

数年前、
わたしが一歩も歩けなくなったときに、
お母さんが一番後悔したことは、
世界を見てこなかったことと話をしてから、

息子たちは、

バックパッカーの貧乏旅行でいいから
いろんな国に行きたいと思うようになりました。

人生は時間に限りがあり、
たくさんの出逢い、いろいろな経験、
人とのふれあいこそが、
最高の宝物であり、
財産だということに気づいてくれたようです。

ご縁をいただいた皆さまに、
こころから感謝です。


息子たちはあれから10年
ふたりとも結婚しました💕

10代で
たくさん旅をさせてくれて
ありがとう。と言ってくれます

いつか生まれてくる子どもにも
同じような経験をさせてあげてほしいなって思います

今日は10代で大切にしたことを書いてみました

Merci 🤎


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