幡野広志さんの記事について
Twitterで何か荒れている様子だったので気になったのだが元記事は削除されていた。が、魚拓を見ることができたので思ったことを書きます。
切り出された発言だけ見た時は、「は???」と思いましたが、全体的には思っていたよりもこの子のことを考えてる印象は受けた。
ただ、だからといってこの回答では、この子の苦しみは解决できないような気もする。
確かに幡野さんの言うように、この子にはこの子の人生があって。幼馴染を助けようとして被害を受けるかも。
自分の力では助けることもできないかも。逆に友人の気持ちを傷つけたり状況が悪くなるかもしれない。
だけどやっぱり、自分には助ける力がない、と気づくことは重要だけど、できることというのは何かあるはずで。
幼馴染が施設に行くことになったりして彼氏と別れさせられて、それを恨まれ友情が壊れたとしても。もしくは、児相が動いてくれず、絶望しながら幼馴染を心配し続けることになったとしても。
やっぱり、行動してダメだったのと、行動せずにダメだったのでは違う。
幼馴染が避妊してもらえず行為をされているのは犯罪。育児や家事を任されているのも、幼馴染が育児放棄されてるように感じる。
だからこそ周りの大人に相談するとか、児相に通報するとかで、この相談者の子にできる範囲のことを一緒に考えてあげられればよかったのかなと。この子の親や先生、匿名の通報だって手段はたくさんある。実際に助かるかはわからないし、助けなくても何も起きないかもしれない。
でもこの子の心配はすごく真っ当なものだし、その心配を抱えながら何もしなかったら、やはりもし何かあった時に「自分があの時何か行動していれば」と思うと思うんだ。
だから、なにか一つでもこの子にできることのヒントがあればよかったのかなと思う。
あんまり幡野さんのこと詳しく知らないので、もともとの人間性などわからないけれど、記事だけ読んだわたしの感想はこんな感じでした。
さて、内容は置いておいて、せっかく採用されたのに炎上して記事が消されてしまった相談者の子は不憫な気がする。この連載も好きで読んでいたみたいだから、気を病んでいないといいが…。
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