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産業カウンセラー養成講座1日目

産業カウンセラー養成学校の1日目がありました。

メンバー

どんな参加者がいるのかと若干緊張しながら臨みましたが、結果から見ると良いメンバーぽいです。10ヶ月間にわたる学びに期待が持てそう。

参加者は年齢もバックボーンもバラバラ。
年齢は20代〜60代と幅広く、職業もサラリーマンから個人事業主、学校の先生まで様々。経験についてもすでに公認心理士やカウンセラとして活躍されている方もいれば、私と同じように過去に心理学を専門的に学んだことは全くない方などバラバラです。

指導者にしても、大学からずっと心理学を学んでいるカウンセラ一筋みたいな方ではなく、皆さん現在も企業で働かれている方々で、何らかのきっかけでカウンセリングに持ったっていうきっかけが多いみたい。
企業で働く人のケアをするための学びなので、学問として学び、組織で働く事情や感情といってものを知らないような人ではないというのは少し安心感がありました。

あと印象に残ったのは、とにかく全員がいい人っぽいこと。
確かに資格を取ったからといって収入が上がるといった類の資格でもなく、少なからず人に何かしてあげたいという動機で通われている方が多いからかな。(少なくとも私の所属しているクラスは、ということですが)
以前通っていたビジネス系の学校と雰囲気は全然違いますね。

講義の全体像

講義としては対話・カウンセリングの体験学習が中心。
理論はeラーニングで各々学べというスタンスです。

現在大学で心理学を学んでいる真っ最中の方に「なぜ大学にも行っているのに産業カウンセラーも学ぼうとしているのか?」とお聞きしたところ、その方の通われている大学は臨床心理士などを目指しているのでもなければ、あまりカウンセリング実践の時間がないということでした。
意外な回答にびっくり。

確かに産業カウンセラーの講座の全体像は、eラーニングによる理論学習が60時間弱、カウンセリングの体験学習は110時間程度と実践の方にかなりのウェイトを置いているようです。

初日の内容

初日の内容はオリエンテーションから始まり、全体としても10ヶ月間共に学んでいく仲間を知り、心理的安全性を高めていこうというようなアプローチが多かったように感じます。

自己紹介や他者紹介。
クラスメンバー全員との相互インタビュー。
カウンセリングの概念について理論学習は僅かでした。(その辺りはやはりeラーニングで学べということなのだと思います)

DVDで実例をもとにしたカウンセリング事例を学ぶというパートもありました。
約1時間にも及ぶ「もはや映画」な大長編で、お昼過ぎということもあり完全に寝落ちを覚悟していましたが、意外や意外。興味深くてあっという間に見終わってしまいました。

カウンセリングを受けたとしても、人の心は少しずつしか変われないということなど、ちょっとだけカウンセリングというものの理解が深まった気がしました。

そのほかにも、
・クライエントがどんな発言をしても否定しないで返す練習
・3パターンの傾聴(相手の方を見ず反応もしない、目を見て無表情でうなづくだけ、相槌付きでうなづく)により、話す側、聴く側がどう感じるかといった体験もありました。

まとめ

冒頭にも書きましたが、初日はあくまで導入部。
クラス内の心理的安全性を高めつつ、カウンセリングとはどのようなものかを朧げにでもイメージさせることに主眼が置かれていたきがします。

とにかく今後こういった対話を中心の学びをしていくことをがよくわかりました。

なにより自分というものを開示しないといけない、自分の価値観をちゃんと見つめ直さないといけない場だということを強く感じました。

自信がなくて人に対して自己防衛的な接し方をしがちな自分にとっては大変かもしれないです汗
なんとか10ヶ月間がんばります!

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