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「目標」を達成するために必要なのは「小さな一歩」!「行動モメンタム技法」を使いこなそう!

コロナ禍は、これまでの生活スタイル、大げさに言えば生き方を見直すものになっている。メンタルを強くしたいと念じながら、鬼の形相で仕事をこなしてきたが、その一方で生活習慣は破綻していたし、基本に立ち返る余裕がなかった。しかし、一度立ち止まって、自分の手の届く範囲から改善を施し始めると、生活の充実度が大いに上がることに気づいた。

小さな習慣から大きな目標を達成することまで、成功のカギは、まず小さな一歩を踏み出すこと。そして、その一歩を踏み出せるように、環境を整えることだ。(参考:恐怖心を克服する小さな一歩【書評】脳が教える! 1つの習慣 ロバート・マウラー)。

心理学を上手に活用すれば、無限に成長できる人になれる。これは、内面から湧いてくる自信になる。今日は、心理学を活用して、一歩ずつ向上する方法を掘り下げてみよう。学びの多い、この本から引用しつつ。

#行動モメンタム技法

「心理学では行動の変化を起こすきっかけをモメンタムといい、これを活用した行動修正の方法を「行動モメンタム技法」という。」(109)

「すべての変化は、自然と動く自己推進力を持っており、ごく小さな変化が次の変化を呼ぶ。」

引用:「先延ばし」にしない技術  サンマーク出版 イ・ミンギュ (著), 吉川 南 (翻訳)(P111)

具体的な、行動モメンタム技法の活用方法は次の2つのステップに要約される。
ステップ1 目標に関係することを、難しさの程度に従って順序付ける
ステップ2 嫌になったらいつでもやめると考えながら、いちばん簡単なことから始める


ハードルをできる限り下げることだ。イ・ミンギュは次のようにも言っている。

「どんなことでも長く続けてこそ成果が生まれる。長続きを望むなら、最初からあまり欲張ってはならない。運動を長続きさせたければ、目標をあまり高く設定せず、決心を少しでも実行したら目標達成とみなすのがよい。」

引用:「先延ばし」にしない技術  サンマーク出版 イ・ミンギュ (著), 吉川 南 (翻訳)(P112)

簡単にいえば、一歩踏み出せば、そのあとは自動的に目標達成に向けて動いていくというだ。一歩踏み出すためには、その一歩はできる限り小さなものでなければならない。目標は大きく、でも、最初の一歩は小さく計画することがカギになる。一歩踏み出しさえすれば、あとは、どんどん進んでいくものだ。

生活習慣の改善も一歩ずつ

早寝早起きは、だいたい型になった。特に21時台にはPCの電源をオフにして、就寝準備に入ることができるようになったのはすごい。昔は1時くらいまではPCをいじっていた。何度も挫折した早起きを身に着けるために、今回は、徹底的に戦略を立て、学習しながら行った。

今までは、「次の日から、いきなり朝5時起床!」みたいな極端なことをやって、数日~数週間でブチッと頑張りが切れてしまうことが多かった。そこで、今回は、目標を高くするのではなく、まず最初の目標は「22時台に就寝準備」とした。私の早起き師匠である、哀川翔さんに学び、とにかく夜の時間に作業を詰め込まないことを意識した。(参考:早起きのコツは意識改革!夕食の時間を早め、夜は何もしないと決める。

この心理ハードルの低さが、成功につながった。最初はとても、22時台には寝付けなかった。早く布団に入っても、眠れずに0時くらいまでゴロゴロしていることが多かった。そこで、一週間ごとにサブゴールを定めて、ちょっと頑張れば、達成できそうな目標を毎週作り続けた。

・23時に就寝準備
・22時半に就寝準備(アラームをセット)
・22時に就寝準備

だんだん、この時間が早くなっていった。今では夕食を食べ、少し自分の時間を持ち、21時台には寝る準備が整っている。夜の時間をしっかり確保するには、どうしても日中の時間の「密度」が重要であることに気づき、時間の無駄を極力カットするようになった。基本は夕食後は何もできないと割り切って、日中を生ききることだ。

結局、何を言いたいのかというと、行動モメンタムの話だ。最初から5時起床という目標を立てていたら挫折してしまったかもしれないが、最初の一歩を「23時台に就寝準備」という、かなり現実的な路線に抑えたことが、成功の秘訣だった。それくらいなら、やってみようと思えることを設定すると、人は自然と走り出すのだ。

最初の一歩を踏み出しさえすればよい。身につけたい、いろいろな習慣を書き出して、今の自分にとって、もっとインパクトのある(大きな影響力のある)習慣を選ぶのがコツだ。習慣化を「行動モメンタム」に従って行うことで、なんでもできる!みたいな気概が高まっている。

「目標は大きく持っても、小さな単位から始めよう。それが成功したら、次の単位に移ろう。ヘンリーフォードはこう言っている。「小さな仕事に分ければ、どんなことでも別に難しくはない」と。」

引用:「先延ばし」にしない技術  サンマーク出版 イ・ミンギュ (著), 吉川 南 (翻訳)(P113)

確かになー。ひとつひとつ実行してみないと、その意味もわからない名言ってあるもんだなと実感中だ。ちょっとしたノウハウで人生は変わる。

#「先延ばし」にしない技術  #サンマーク出版 #イ・ミンギュ #目標達成 #目標設定 #習慣化

大人のADHDグレーゾーンの片隅でひっそりと生活しています。メンタルを強くするために、睡眠至上主義・糖質制限プロテイン生活で生きています。プチkindle作家です(出品一覧:https://amzn.to/3oOl8tq