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今度こそ、セロトニンウォーキングを続けるための3つのコツ
セロトニンとメンタルの深い関係を理解してから、毎朝、15分歩く習慣を構築している。朝といっても早朝ではない。午前中に歩けばよいというくらいの緩い縛りだ。朝食をとってトイレに行って、仕事の前に15分くらい町内を一周するというマイルドな方法で行っている。
頭の中にあることをブツブツつぶやきながら、ぐるっと歩くのは、なかなかに生産的で、最近では15分では足りないと感じるくらいだ。8時半~9時くらいまでの間に、このルーティーンがこなせると、一日を気持ちよく始められる。どうしても、仕事中はデスクワークが多いので、朝に外に出ることが大事だと心得たい。
さて、正しくセロトニンウォーキングを続けるために、セロトニンの第一人者である有田秀穂氏の本から学んだ3つのコツを書き留めておきたい。
コツ1:午前中に行う
有酸素運動としての効果を狙うのであれば、夜ウォーキングでもいいのだけれど、セロトニンを考えるなら、歩くのは午前中が良い。寝ている間にはセロトニンは一切出なくなる。すべての人が朝はセロトニンが枯渇した状態にある。セロトニンが分泌されないと、一日のやる気が出ない。
午前中(少なくとも10時前まで)に日光を浴びながら、リズム運動(ウォーキング)をすると、その日のセロトニンが分泌されて、その日一日を何とか過ごしていけるようになる。毎日、毎日、セロトニンを出す必要がある。その日、一日の身体・メンタルコンディションに関わると思えば、無理してでも外に出ようという気持ちになるものだ。
コツ2:やりすぎは逆効果
日差しを浴びつつ、リズム運動(ウォーキング)をするのが良いからといって、やりすぎるとセロトニンはかえって減ってしまうという。
朝に30分外遊びをさせる幼稚園で子供たちのセロトニン分泌を計測したところ、前の日に遠足で疲労がたまっている場合は、外遊びでセロトニンが減少することが分かった。疲れない程度が重要なのだ。
季節も関係している。夏の日差しの中でウォーキングをすると、さぞセロトニンが増えるだろうと思えるが、実際には逆効果になる。同じ運動でも、むしろ冬のほうが、セロトニン分泌が多くなるのだ。
「夏は強い日差しだけで充分にセロトニンが活性化し、その上運動まですると疲労を招き、セロトニンは減ってしまう・・だから夏はむしろ疲労しないということを考えたほうがいい」
「太陽光の足りない冬などはウォーキングを、夏は少し弱めにやるのがちょうどよい」
「セロトニン脳」健康法―呼吸、日光、タッピング・タッチの驚くべき効果 (講談社+α新書 481-1B) 有田 秀穂 、 中川 一郎
適度なレベルで、とにかく毎日ウォーキングすることが肝心だ。
コツ3:長時間より長期間
セロトニンウォーキングで重要なのは、コツコツ継続することだ。30分のセロトニンウォーキングを3か月続けると脳が変わる。毎日継続することで、脳内のセロトニン神経の構造が変わる(自己受容体の数が変化する)のだ。
幸い、セロトニンは日を浴びるだけでも分泌されるし、5分~15分のリズム運動(音読などでも可)でも良い。疲れている時は30分歩くことにこだわらず、ベランダで5分以上日光を浴びたり、軽めのスクワットをしたり、ガムを噛んで(これもリズム運動)過ごす・・みたいなことでもいい。
とにかく継続することだ。習慣さえできてしまえば苦労せずにセロトニンウォーキングができるはず。現在のところ半月ほど休まずトレーニングを行えている。このまま習慣になればよい。これまで培った習慣化のノウハウを駆使して、セロトニンウォーキングの習慣作りをしている。
今度こそ運動を習慣に
今から5年前には、朝5時起きで外を散歩していた。半年以上続いた習慣だった。でも、睡眠時間が短すぎて、やがてヘロヘロになった。私は7時間半~8時間、睡眠が必要なタイプなのだ。無理はできない。現在は、23時くらいには寝て6時台起きがひとつのスタイルになっている。
食習慣や、睡眠習慣は、徐々に改善できるようになってきたけど、運動だけはどうしてもできないままだった。セロトニンについて学べば学ぶほど、これまでの心身不調の原因がセロトニン欠乏にあることが明らかだ。モチベーションは、過去のどの時よりも高い。わずかでも継続することを優先し、これまでの自分を変える旅に出てみたい。
大人のADHDグレーゾーンの片隅でひっそりと生活しています。メンタルを強くするために、睡眠至上主義・糖質制限プロテイン生活で生きています。プチkindle作家です(出品一覧:https://amzn.to/3oOl8tq)