3分・5分・10分の昼寝が効果的!仕事の能率を一日中保つ休憩のコツとアイマスク。
最近のマイブームは「ちょっと昼寝」だ。わずかな時間、目を閉じるだけでも、いっぱい、いっぱいの頭の中を切り替えることができる。脳科学的にも、この方法は間違いない。(参考:劇的に注意散漫!コロナ禍で何事にも集中できない理由と対策。)
精神科医の教授のライフハック・ビジネスハック本を見ていて、このことを知った。井原さんは仕事術の中でも、仮眠を非常に大事なものとしている。「昼寝中心主義」という言葉を作って啓蒙に努めているほどだ。私も、昼寝中心主義に同意したい。
脳疲労を起こしたら、即、昼寝
井原さんが、昼寝をしようと思うタイミングは非常にシンプルだ。脳が疲労してくると、仕事の能率が落ちる。意思決定能力も落ちる。「何から手をつけていいかわからなく」なったり、「やらなければいけないのに、やりたくない」気分になった時は、迷わず昼寝だ。
「何から手をつけていいかわからないときこそ、まず昼寝です。 そもそも、「何から手をつけたらいいかわからない」などといった状態は、疲労で脳が一時的に機能低下を起こしているにすぎません。 本当はそれほど難しい問題ではなく、脳が十全に機能していれば、すぐ判断できます。しかし、 疲労は判断力の前に、決断力を低下させます。 仕事に勢いがなくなります。 だから、脳に 15 分から 30 分程度の中休みを与えて、目覚めてから判断すればいい」
人間の集中力は無限に持つものではない。井原さんによると、人間は起床時から「17時間でオフになる覚醒タイマー」を持っているのだという。つまり、毎朝6時に起きる人は、23時に意識がオフになる。(私はだいたい、このスケジュールだ。)言い換えれば、日中の17時間は、人は起きていられるのだ。
しかし、17時間をフルに活用するためには、その真ん中で少しの昼寝を挟むことが必要だ。そうすると、昼寝後には、疲労がリセットされて仕事に取り組むことができるという。井原さんによると、昼食をとっても、昼食をとらなくても、眠気はやってくるという。これは体内に埋め込まれたリズムだ。眠くなったタイミングは、ほんの少しでも逃さないこと。
休憩時のスマホ厳禁
休憩時に、一番よくないのはスマホなどの電子機器を見ることだ。人間が取り込む情報の8割は視覚からやってくる。たとえ、ぼんやりと眺めているだけだとしても、視覚情報は、脳疲労を増すものになる。
「視覚情報は、脳にとってかなりの負担になります。 コンピュータにとって、テキスト情報よりグラフィックス情報のほうが重たいのと同じです。 したがって、気分転換のつもりでテレビやインターネットを見ても、気分転換どころか、かえって疲労が蓄積します。目にジャンク情報の刺激を与えることは、脳のスタミナを無駄に浪費する最悪の休憩法です。」
とにかく、一定時間働いた後は「目を閉じて休憩」しなければならない。人間は、そのように設計されている。メンテナンスが必要だと思えばいいのだ。特にADHDは、自分の疲労感をモニタリングする力が弱い。気づかぬうちに熱中してぶっ倒れたりする。定期的に、こまめに休むことがカギだ。
意識的に昼寝を活用するためには、ツールを使うのが効果的だ。私の場合は、アイマスクと、アラームだ。
昼寝・仮眠用のアイマスク
3分でも、5分でも、10分でも目を閉じているだけで、脳内が回復する。そこで、儀式としてのアイマスクだ。ちょっと、焦りの気持ちが強くなってきたり、ミスが多くなってきたりした時は無理をせず、アラームをセットして、アイマスクをする。
これで、自分に、今は「仕切り直し」をするときであることを教えこむ。だんだん、慣れてくると、アイマスクをつけた瞬間に脳が休み始める。こまめに休憩していくと、一日を通して仕事をしていても、ほとんど疲労感なく過ごせることに気づくだろう。
ちょこっとでも、ぼんやりできたら、その後の仕事力は一気に回復する。これ、本当にすごいから、やってみて。アイマスクはAmazonで一番売れているぽいやつにした。なかなか、快適だ。
大人のADHDグレーゾーンの片隅でひっそりと生活しています。メンタルを強くするために、睡眠至上主義・糖質制限プロテイン生活で生きています。プチkindle作家です(出品一覧:https://amzn.to/3oOl8tq)