自分のストレス症状を知っておく!メンタル不調を早く見抜くコツ
男性更年期障害の大きな原因はストレスだという。30代~40代の現役真っ盛りの世代には大きなストレスがかかる。そのストレスでテストステロンが激減すると、あちらこちらに症状が出始めるのだ。
残念ながら、ストレスそのものを消し去ることはできないが、ストレスをコントロールすることは可能だ。そして、そのためには、できるだけ早くストレスに気づかなければならない。
そこで、知っておくと良いのは、自分に表れるストレス症状はだいたい決まっているということだ。気づくことさえできれば対処できる。ストレスコントロールの技術を磨く必要がある。
自分に表れるストレス症状は決まっている
自分のストレス症状が分かっていれば、早めにストレスの原因を突き止めて、そこから離れたり、ストレスを軽減できる何らかの対処法を取ることができる。大きすぎるストレスや、延々と続くストレスに立ち向かって勝利できるほど人間は強くない。
一番怖いのは、自分でも自覚しないままストレスが過多になり押しつぶされてしまう、もしくは、燃え尽きてしまうことだろう。気が付いたら「灰」になっていたんじゃ悲しい。意味ある戦いをしなきゃ。
代表的なストレス症状
ストレスチェックで有名な産業医の武神氏によると、代表的なストレス症状は3つある。自分には、どの症状が出やすいかを分析しておくと良い。
1:身体症状
身体に出るストレス症状は、自分ですぐに気づけるものだ。精神症状を自覚できない場合は、身体症状が気になり、サプリを探したり、治療法を探したりしがちになる。でも、実は症状の原因がストレスの可能性がある。
数年前にメンタルのコンディションが底辺まで落ち込んだ時には胸痛がひどかった。心血管の検査に行ったほどだった。また、みぞおちが痛む症状もあった。このような身体症状は「病気じゃないか」という不安を引き起こして辛かった。
実際に、色々病院を探していたし、、、今、考えると、ほぼ「仮面うつ」だったか。自分では気づかなかったけど。日記を見直す習慣で、身体に出る症状もかなり分かるようになった。今では「また来たか」という感じだ。
2:精神症状
精神症状は、いよいよになるまで本人が自覚できないのが特徴だ。日記を書いたり、誰かに自分の気持ちを話したり、内省する習慣を持っていないと精神症状には気づけないのかもしれない。
私は、毎日日記を書き、それを見直す(数年前の同じ日まで振り返る)習慣があるので、精神症状にはかなり敏感に気づく。気持ちの沈み・憂うつ・不安感はとても強く出る症状だ。また、日誌を見直すと、定期的にイライラしていることにも気づく。
3:行動
行動に表れる症状は、他の人が分かるものだ。あれ~〇〇さん、最近、おかしいね・・と言われるような行動パターンが出たら要注意だ。
私の場合は、とにかく衝動買いが増える。本を買うようになる。次々と読む当てのない本がポストに届き始める(Amazon)ので、奥さんが私のストレスに気づきやすい。
また、外に出なくなるのもあるあるだ。通りで人とすれ違うのも億劫になることがある。とにかく人を避けるようになる。
私の場合は、メンタルを強くすることに関心があり、日記を書いたり、見直したり、NOTEを書いたり、色々しているので、比較的ストレスに気づきやすいタイプだと思っているが、、、
分かっている(はずな)のに何度も同じように穴に落ち込んでしまうことが多い。テストステロンを高める生活を送りたければ、ストレスと上手に向き合わなければならない。
自分の限界を知り対処法を決めておく
ストレスコントロールの観点で、大切なのは、これ以上行くと壊れるという自分の限界を知っておくことだ。
例えば、私の場合は、睡眠がひとつのシグナルになっている。自分の睡眠状態を確かめるのに、毎日つけている睡眠日誌がとても役立っている。
就寝時間と起床時間、睡眠の質などを調べると、いつから乱れ始めたかが分かる。寝る時間は一定のことが多いけれど、メンタルが弱ると起きられなくなる。悪夢が多くなる。中途覚醒や早朝覚醒が増える。
睡眠日誌に朝の疲労度を書き込むようになってから、その日ごとの自分の調子が分かるようになった。
オンオフなしで仕事をし過ぎると、睡眠が乱れ始める。そんな時は夕食でしっかり区切り、早めに何もしない時間を持つことだ。
自分にとって、これは危ないぞと思えるシグナルを決めておけば、早めにストレス過多に気づけるようになり、態勢を立て直すことができるようになる。ストレスに気づけないと、態勢が崩れたまま全速力で走ろうっていう、完全に間違った選択をすることもあるんだよね。
気をつけなきゃならない。
まとめ
私は「ストレスに弱いタイプ」だと思っていたが、どちらかというと「ストレスのコントロール力を身につけていない人だった」のだ。ストレスの原因を無視して根性でやりきろうとして折れてしまったり、自分ではできないことまで抱え込んだり、ストレスと上手に向き合ってこなかった。
誰にだって限界はあるので、ひたすらストレスに強くなるという非現実的な目標を持たずに、ストレスとぶつからない人生を歩んでも良いんじゃないかと思えてきている。
この本からストレスコントロールの技術を学んでいる最中だ。一つずつ実践したいことを、まとめていこうと思っている。
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大人のADHDグレーゾーンの片隅でひっそりと生活しています。メンタルを強くするために、睡眠至上主義・糖質制限プロテイン生活で生きています。プチkindle作家です(出品一覧:https://amzn.to/3oOl8tq)