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本棚を見ればその人が分かる!真の意味を知って驚愕した。ちょっと悲しい。

ある人の本棚をざっと見ただけで、その人がどんな人かが分かる。ほかのモノとは違って、本というのは、その人が何に関心を抱いているかを生で明らかにしてしまう怖いものなのだ。ということくらい常識なのだが、今回、今村氏の本を読んでいて、目からうろこだったことがある。

本棚は知的欲求を表す

知的欲求を表すといえば、聞こえがよいのだが、つまりそれは「その人の克服することができていない課題」なのだという。人は自分が克服してきた知識を知ろうとは思わないため、そこに関心を持ったりはしない。

著者があげる例で言えば、普通に自転車に乗れる人は「自転車の乗り方」の本を買おうとは思わない。痩せている人はダイエットの本を読もうとは思わない。人は自分が得たいと思う知識を集めるのだ。言われてみれば、その通りだけれど、考えてなかったな。

だとすると「お金儲け」「プラス思考」「恋人ができる」みたいなジャンルの本がたくさんあればあるほど、どんな悩みを持っているかが分かるというわけだ。著者曰く「本棚というのはあなたの頭の中で「手にしたい」という知的欲求が一目瞭然に分かる場所」なのだ。これが分かると、本棚見られたくないな~と思ったよ。

改めて自分の本棚を確認してみたが「メンタルを強くするための本」が異様に多かった・・・(涙)

本はどんどん減っていかねばならない

とすると、いつまでも同じジャンルの本を買い集めているようであれば、その人は成長がないということにならないか。

その通りである(ガーン!)

「読んで行動をして自己変革しない限り、何も現実は変わりません。たくさん行動し、成長し、本棚の本が減っていくというのが健全な成長なのです。・・常に、新たな課題が本棚に収まっていくのが理想でしょう。」(P81)

これは、響いた。ショッキングだけれど、その通りだと思う。いつまでも、本を読んで妄想している場合じゃないんだなと実感した。

本を読んでいる時は、なんだか自分もできる!というような気持ちになり、恍惚感があるので、中毒のようになってしまう面がある。特に自己啓発本はその傾向が強い。だから、本を収集してしまうことで満足してしまっているかもしれない。

本を読んでるだけじゃだめだ。行動しないと(涙)


綿樽剛の著書一覧


大人のADHDグレーゾーンの片隅でひっそりと生活しています。メンタルを強くするために、睡眠至上主義・糖質制限プロテイン生活で生きています。プチkindle作家です(出品一覧:https://amzn.to/3oOl8tq