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仕事中の昼寝は集中力回復の秘訣!タフナップを習慣に。

メンタル・タフネスを学んでもっとも大きな気づきになったのは「回復」の力だ。人間は直線的なストレスに弱い。働きっぱなしとか、休みっぱなしとか、立ちっぱなしとか、座りっぱなし、どれも、同じことを延々と続けると、人は疲弊してしまうわけだ。そこで大事なのが、わずかでも「回復」できるチャンスを体と心に与え続けること。

このわずかな時間で集中力が回復する。とくに効くのが「昼寝」の習慣。以前もこの記事で書いたけど、繰り返して書いておく。実は、今も昼寝から目ざめたところなんだけど、元気100倍になったのだ。

脳が覚醒する「タフナップ」

人間の体、脳の仕組みの中には「起床後8時間で眠たくなる」というリズムがある。これは意志の力だけでは抗えないほど強い。7時に起きる人なら15時に眠気が襲うのは普通のことなのだ。もちろん、仕事中にいきなり寝るわけにはいかない。そこで、わずか5分でも目を閉じる「仮眠」の習慣を身につけておくと無敵になる。

メンタルタフネスではこれを「タフナップ」と呼ぶ。

「職場で昼寝をしてしまう。私たちはこれを「タフナップ」と呼んでいる。オフィスのドアを閉め、電話をつながないようにし、デスクに突っ伏して5-10分間、ウルトラディアンリズムの海に飛び込もう。こうしてちょっと眠るだけで、眠気や疲れがきれいに消えてしまうケースが多い。「タフナップ」を10分とると、2時間近いあいだ能率が上がる。悪い話ではないと思う。(P249)

メンタル・タフネス ストレスで強くなる ジェームズ・E.レーヤー(TBSブリタニカ)

メンタルタフネスでは「タフナップ」と呼んでいるけど、まあ、単なる「昼寝」のことだ。わずか5分でも(できれば15分くらいが適度)目を閉じて仮眠するだけで、疲れが回復する。仕事を行い続けるより、マメにブレークタイムをとるほうが、結果としては効率的になるのだ。

効果的な昼寝の方法

まさに、これはやってみないと分からないライフハック(今も実感済み)。大橋氏、佐々木氏の漫画ライフハック本にもこの考え方が登場します。2分でも休むだけで集中力が続くようになるって。水泳の息継ぎに例えているのが面白い。(第一章 すぐに役立つスピード仕事術 五:10分やったら2分休む)

私の経験的な感覚からいうと、30-40分に対し5分ほどの休憩(目を閉じる)、90分に対し15分くらいの休憩(仮眠)とれるとベストだ。特に、午前中の11時くらいに(起床後6時間)目を閉じて休むと、その日一日の疲れぐあいが違う。ほんの小さな工夫だけど、これは見逃せない。

ちなみに自己覚醒法を練習すると、ほんと、ウトウトしてパチッと目を開けると、ちょうど10分とか15分とか、良い時間で起きられる。

自己覚醒法は、昼寝でも使えるから試してみて!

一瞬でも入眠時幻覚?(夢のような映像)を見られると、その後は頭がスッキリ。過去には尽き果てるまで、集中して働くたいぷだったけど、最近は、ちょっとひと段落するにつけ、寝っ転がっている。在宅ワーカーの特権だけど、奥さんからは「しょっちゅう寝ているね」と言われている。分かっていないね、休むことも含めてお仕事なのだ。

これで体調が維持でき、集中力を一日中維持できるなら安いものだ。ADHD気質を持つ私は、働くほどに集中力がなくなり、気が散るのはしょうがないと思っていたが、ちょっとした仮眠のコツで、仕事の能率がグンと上がるんだから面白い。全ADHDにお昼寝を勧めたい。


大人のADHDグレーゾーンの片隅でひっそりと生活しています。メンタルを強くするために、睡眠至上主義・糖質制限プロテイン生活で生きています。プチkindle作家です(出品一覧:https://amzn.to/3oOl8tq