「弱さ」を受け入れること、これほど人生を豊かにしてくれるものはない〜本当の勇気は「弱さ」を認めること〜
星野源さんも影響をうけていた!
ブレネー・ブラウン博士っていう、「弱さ」について長年研究している方がいるんですよ。
ブラウン博士は、
”あるがままを生きている人は心のもろさは自分を美しくしてくれると信じている、不完全であってもいいという勇気を持っている。”
ということを以下のスピーチで語っております。
様々な人と会ったり、体験したり、世界を拡げるように動くと
劣等感
無知な自分
生きる意味
みたいなものに苛まれてしまうことは数多くあります。
それでも、「これでいいのだ」と思えることこそ勇気なのだと教えてくれます。
ブラウン博士のスピーチには、あの星野源さんも仕事でブレイクスルーできなくて悩み苦しんでいた際に励まされたことがあるみたいです。
「ありのままを受け入れること」、簡単なようで本当に難しいなぁと感じます。
しかし、「足るを知ること」は人生を豊かにする考え方として有名ですし、実際のところ大抵は達成してるもんですよね(笑)。
ただ、20%くらい満たされなくて、そこが気になって仕方がないものです。
特に完璧主義な人ほど小さな問題に不安になり、ストレスが溜まるものです。
弱さをさらけ出し、不完全でもいいのだと思えることは肚落ちした瞬間本当に楽に、どこでも生きれます。
武装せずに、ありのままをさらけ出すことが人生を豊かにする
子供のころ、一瞬一瞬があんなにも神秘に満ちていたのはなんでなのでしょうか?
それは、恥も外聞も全く気にせずに今この瞬間を精一杯生きていたからではないでしょうか?
遅くなりましたが、今回紹介する著書『本当の勇気は「弱さ」を認めること』は10年間「弱さ」について研究してきたブラウン博士がたどり着いた、「力強く人生を生きていく方法」です。
豊かな人生を送ること、QOLの高い人生を送っていく上では2つの要素が必要になります。
それは
幸福感:快感や、満足感など目先の欲望を満たすこと
人生の意味:達成感を味わったり、途上を楽しむ感覚
そのうち、本書では下の「人生の意味」を満たすためにどうすればいいのか?について掘り下げた作品です。
夢破れてもなお、果敢に挑戦することにこそ意義があるのだということを感じずにはいられません。
挑戦したら「弱さ」に真っ向から立ち向かわないといけない瞬間が必ず訪れます。
その際に受け入れて先へ進めるか?そのためのマインドセットは本書から学べます。
挑戦して、苦しんでいる方全員にオススメできる良書です。
本書を読んだ時、ニューヨークリハビリテーション研究所の壁に書かれた患者の詩がぴったりと当てはまりました。
「人生の祝福」
大事を成そうとして力を与えてほしいと神に求めたのに
慎み深く従順であるようにと弱さを授かった
より偉大なことができるように健康を求めたのに
よりよきことができるようにと病弱を与えられた
幸せになろうとして富を求めたのに
賢明であるようにと貧困を授かった
世の人々の賞賛を得ようとして権力を求めたのに
神の前にひざまずくようにと弱さを授かった
人生を享楽しようとあらゆるものを求めたのに
あらゆるものを喜べるようにと生命を授かった
求めたものは一つとして与えられなかったが願いはすべて聞き届けられた
神の意にそわぬ者であるにもかかわらず
心の中の言い表せない祈りはすべてかなえられた
私はあらゆる人々の中で最も豊かに祝福されたのだ
これほど、ありのままの全てを受け入れ、人生を最も豊かにする詩を見たことがありません。
そんな強さに出会えた、正直涙を流した一冊でした。
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