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商品を開発するときは出口から始めよう!〜INSPIRED〜
機能性より問題解決を!
シリコンバレー式の商品開発が書いてある著書『INSPIRED』を読みました
著書によると、熱狂的な商品開発を行う基本原則には3つありまして
(1)リスクには最後ではなく最初に取り組む
(2)製品の定義付けとデザインは、順を追ってではなく、協調させながら同時に実行される
(3)機能を実装するのではなく、問題を解決する
というもの。
リスクには
価値のリスク:価値を感じてもらえるかどうか
ユーザビリティーのリスク:使い方がわかるかどうか
実現可能性のリスク:製品が作れるかどうか
事業実現性のリスク:採算が合うかとうか
の4つがあり、これらを最初に吟味して作っていくんだと言います。
また、製品開発において
定義づけにはマネージャーが
デザインはデザイナーが
機能性はエンジニアが
と役割に準じてこなすのではなく、みんなで協調していい製品を試行錯誤して同時並行で行った方が結果として納得のいく製品が作れます。
そして個人的に一番最後が大事だと感じたのですが
製品は、ただ作るのではなく
「それで何を解決したいのか?」
という前提のもと開発するほうが売れるんだと言います。
商品開発に必要なのはソリューションの定義づけをしっかりすること
その商品を生み出すのはいいが、それで何が解決するのか?
という問いは商品開発に必ず必要でしょう。
そのためには
顧客層の把握:どんな人に売りたいの?
顧客のニーズ:その人たちは何で困っているの?
顧客のディープニーズ:なんでその人たちはそのことで困っているの?
解決策の提示:その悩みを解決するためにはどうすればいいの?
商品を開発する:悩みにマッチした商品を開発する。
商品を広める:メルマガやSNSで広める、集客する
顧客教育をする:その商品があなたに必要なわけを説明する
商品を売る:納得感を持たせてあとは売る
みたいな試行錯誤をちゃんとすることが大事なのかなと感じました。
シリコンバレーといえど、基本は変わらないんだなと言ったところが印象的でした。
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