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進歩がめざましい時代においての起業法〜リーン・スタートアップ〜

起業は実験なのだ!

キャリアプラン

テクノロジーの発達が著しいなぁと思いまして。

5年前に大ブレイクしたFaceBookが殆ど使われなくなって、今はインスタグラム。

そして5G到来で、今では動画の需要が高まったりと、とにかく進歩が早い早い(笑)

そして、テクノロジーの進歩、実装が早いということはそれに応じて廃れるのも早いということです。

AIの到来によって人の仕事が減っていく!
一億総リストラだ!


なんて言われてますけど、テクノロジーが仕事を奪うことは現在進行形で緩やかに行われています

例えば『セルフレジ』・『セルフ給油』などの『セルフロボ系』はここ10年で普及し、その分レジ係とか給油係とかが不必要になりました。

そして最近では何と言っても『自動運転』ですね。

タクシードライバーも何かしら工夫しなければ生きていけません。

ただ運転するだけなら自動運転に取って代わられます。

+αで何かしら技能がないと生きていけないでしょう。

・運転中、お客様を喜ばせるトーク力だったり
・そのドライバーしか知らない、タバコが美味しく吸える場所まで寄り道して一緒に吸ったり。

みたいに、ファンができないと生き残るのは難しいかなと思います。

と、テクノロジーの進歩が社会に起こす影響力は凄まじいものでして、流れを見て、何が欲しがるか?をアクティブに考える必要を感じます。

そんな時に必要なのが、

小さく、大量に実験を重ねること

でしてその際に役に立った、起業に関する著書が『リーン・スタートアップ』です。

本書では、不確実性が大きい現代においてふさわしいスタート・アップのやり方を提唱しております。

起業に興味がなくとも、何か新しいことに挑戦したい方全員にオススメしたい作品です。

構築―計測―学習のフィードバック:たたき台を速攻作れ!

スタートアップ

リーン・スタートアップとは

できるかぎり早く、顧客が欲しがり、お金を払ってくれるモノを突きとめるマネジメント手法

であります。

つまり、スタートアップの目標を

自分の商品を作って利益をあげる

ことよりも前に

お金を払ってくれるモノを突きとめる

ことに集中する、ということです。

スタートアップは誰も欲しがらないモノを作ってしまうことが多く、完成させたとしても売れないことがほとんど。

そのため、実験を繰り返して顧客のニーズを掴むことを1番に考えます。

スタートアップの場合、顧客が誰なのかもわからなければ、その顧客が何に価値を見いだすのかもわからないことが多いです。

そのため顧客の望みを学ぶうえでは、どうしても必要なもの以外には注力しないほうがいいもの。

大切なのは、顧客が本当に望んでいることを見つけだし、その望みに製品を合わせていくという作業なのであります。

スタートアップはニーズを掘り出すための大きな実験なのです。

そのために、まずは検証する製品を小さく多く構築することです。

構築したものを世に出してみて、その反応を計測して

高評価か、低評価か?
どの市場なら売れるか?
売れない理由、売れる理由はなぜか?

ということをレビューなどで確認し、学習して改善していく作業を繰り返します。

そんな構築―計測―学習のフィードバックループをしていくことでだんだん売れる市場を把握することができます。

リーン・スタートアップで急成長していく事例をみていくと、「質量転化の法則」は本当なんだ、と思えます。

質量転化の法則とは、量は質に転化し、質は量に転化できるという文字どうりの法則です(相転移ともいう)。

量は質に変わること、例えば筋トレがそうかなと。

筋トレを毎日することで、筋繊維が傷つき栄養を供給してより強い筋肉ができあがります。

質を量に変えること、例えば工場製品なんかそうでしょう。

ユニクロの服が性能が高い上に安いのは、一度質の高い製品を開発し、そこから工場にのせて量産を可能にしたからです。

しかし、質量転化の法則はただ量をこなすだけでは質は高くならないでしょう。

筋トレを例に取っても、

正しいフォームでやらないと適切な部分が傷つかないでしょうし
回復のための食事、高タンパクな食事を気遣わないといけないし
睡眠時間を確保しないと筋肉が成長するホルモンが分泌しません。

一度筋肉質な体が出来上がったら、衰えても正しいフィードバックループ法を覚えているから仕上げるのは実にカンタンです。

それをシェアすることで身近な人を筋肉質にすることもできます。

だから、適切なフィードバックがちゃんと起こせるような「システム」を構築する必要があります。

リーンスタートアップの場合だと、それが構築―計測―学習のループなのです。

実験思考であること。これが挑戦成功のカギなのです。







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