「パパはドロボウ」

大学５回生の時 ^^;。私には好きな女の子がいました。同じ学部の後輩だったその彼女はとてもチャーミングで頭が良く、サッカー部のマネージャーでもあったので、大変人気があったのです。図書館や研究室で見かけると声をかけて話をしました。甘酸っぱい思い出です。
　
学祭の夜、通例のＯＢ会で飲んでいた私はトイレに立ちました。すると彼女が模擬店から出てきました。同回生の他の男の子と飲みにきていたのです。彼女はだいぶ酔っていました。私を見つけた彼女は、「センパーイ」と言いながら近寄ってきました。
　
私は彼女を抱きしめると肩に抱き上げ、歩き出しました。彼女はだいぶ驚いていたようです。螺旋階段のある踊り場でキスをしました。「惚れてるんや！」って言いました。３年後、彼女は私のお嫁さんになりました。
　
この話を聞いて、子ども達はキャッキャと笑いました。そして、息子は「パパ、ドロボウやな！」ホンマ、ドロボウですわ。(^-^)v