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健常な大学生の約40%が体験する「目が覚めていても動けない」 睡眠麻痺

  睡眠麻痺(Sleep paralysis)とは、目が覚めていても、動けない、話せない状態のことを意味します。入眠直後や起床時に起こりやすいとされ、短い時間筋肉のコントロールができなくなるとされています。睡眠麻痺は健常な大学生の約40%が体験する(※)という報告もあります。睡眠麻痺が生じる要因として、睡眠不足や精神的ストレス、PTSDなどが考えられます。
  もし、睡眠麻痺のような症状や、不安で眠れなくなり、いつも疲れていると感じていれば医師に相談する必要があります。専門の睡眠クリニックを紹介してもらうのも良いでしょう。認知行動療法も、ストレスや不安の解消に役立ちます。

※ 引用
Fukuda, K.. Miyasita, A.. Inugami, M. and Ishihara, K. Sleep, 10, 279-286, 1987.

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