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質問力をあげようって話

今日も愛情たっぷりの子育て、ありがとうございます。

プロスポーツメンタルコーチの増田良子です。

今回は「質問力をあげよう」って話です。

よく、子どもが学校で何があったかとか、ちゃんと話してくれないって言うお母さんがいます。子育てに熱心で、愛情深い人が多いです。

「ただいまー!」って帰って来てから、こちらから何も聞かなくても弾丸トークで1日の出来事を報告する子もいます。(←うちの娘もコレでした笑)

逆に、親から問いかけないと、基本的に何の報告もない子もいます。(←うちの息子はコッチタイプ)

勝手に弾丸トークする子はいいとして、親から問いかけないと何の報告もない子は、どんな1日をどんな気持ちで過ごしてきたのか少しでも教えてほしいのが親心ですよね。

ここで質問力が大切になります!!

母「おかえりー!」
子「ただいまー」
母「暑かったねぇ」
子「うん」
母「ちゃんと水飲んだ?」
子「うん」
母「給食(お弁当)おいしかった?」
子「うん」
母「友達と楽しく出来たー?」
子「うん」

どうでしょう。
何にも子どもの1日についてわからないですよね。
暑かったことと、水飲んだことと、昼ごはん美味しかったことと、友達と楽しくできたことはなんとなくわかりました。

これはお母さんの質問に原因があります。
お母さんの質問が全て「YES」か「NO」で答えられる質問なんです。
その結果、子どもは「うん」しか答えてないのです。

この質問の仕方をクローズドクエスチョンといいます。自由に答えられる質問ではなく、「YES」か「NO」で答える質問です。会話がクローズドクエスチョンだらけだと、質問責めになっているだけで、会話にはなっていません。

これって恋愛でも同じで、好きな人とたくさん話したくて頑張っても、クローズドクエスチョンだらけの会話では長続きしません笑

A子「Yくん、昨日早く寝た?」
Y介「うん」
A子「寝る前にあのドラマ見た?」
Y介「うん」
A子「ちょー面白かったと思わない?」
Y介「うん」
A子「…」
Y介「…」
A子「あ!あのレポート出した?!」
Y介「うん」

ああああああ、A子がかわいそうになってきました。

ぜひ子どもに問いかける時はオープンクエスチョンを使いましょう!

オープンクエスチョンとは、いわゆる5W1Hを使った質問です。

「今日の授業は何をやった?」とか
「どんな話を友達とした?」とか
「YES」「NO」で答えられない質問です。

ただ、オープンクエスチョンばかりが続くと、細かいことまで詮索されているという気持ちになってしまうかもしれません。
会話を楽しむために、クローズドクエスチョンの合間にうまくオープンクエスチョンを入れて、言葉のキャッチボールを楽しんでください。

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