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身体の声を聴くメンタルケアとは(コンセプト)

身体の声を聴くメンタルケアは、航海に出ていた船が、つかの間の停泊をする港のように日常生活からちょっと離れて、自分を見つめなおしたり、自分らしさを取り戻す場所です。

主に、女性の方が多くご利用されています。

ストレスフルな日常が、生きやすく暮らしやすくなるお手伝いをしています。

お薬に頼らない、福祉の生活モデルをベースとして
グループワークや講座と個人セッションを行っています。

福祉ベースの生活モデル

身体の声を聴くメンタルケアでは、
精神科医による診断のような医学モデルではなく
精神分析のように心を分析して治療することもありません。

精神保健福祉分野における生活モデルをベースとし
統合的な人間としてその人に必要なサポートを行うことを基本としています。


メンタルヘルスの2つの基本

メンタルヘルスに大事なことは2つです。

  • 自分を知ること、理解すること(セルフヘルプ)

  • 仲間とともに学び、成長すること(ピアサポート)

この2つを人生にとりいれて ストレスフルな日常でも、 生きやすく暮らしやすくなるために
身体の声を聴くメンタルケアでは

  • 自分を知ること、理解すること(セルフヘルプ)

個人セッション

  • 仲間とともに学び、成長すること(ピアサポート)

グループワーク・講座

と、個人セッションと講座やグループワークを並行して行っています。

メンタルの不調や症状がでる要因は
「素因」と「環境」と言われています。

これは病気になりやすい性質があるというわけではなく、
その人のもともと持って生まれた性質があって
周りの環境によって生きづらくなったり、困りごとが出たりするということです。

じゃあ周りが悪いのかというと、そういうことでもありません。

その人の生きづらさがでてしまう環境であった、ということです。

それであれば
自分のことを理解して「いい感じの自分」でいられる環境を
つくっていけばいいのです。

そうはいっても
自分で自分のことはなかなか気づけません。

だから、仲間が必要なのです。

「仲間というと抵抗がある」 と私のような人もいるかもしれませんが

固い絆とかメチャメチャ仲良し!
ということではありません。

同じような背景を持つからこそ共感できたり、
お互いの気持ちや経験をシェアできる人がいることで自分への気づきや理解が深まり、 自分に必要な環境をつくっていけるようになるのです。

活用しているもの

身体の声を聴くメンタルケアでは
いくつかの療法や手法、考え方や哲学を活用していますが、
「よく耳にする」「有名」というよりは

実際に身近な人に変化があったもの
自分が効果を感じられたもの

そして

専門家が開発したものもありますが
それよりも

「精神的な不調や困難を経験した人たちが
寄り集まって生み出してきたもの」

を活用しています。

意識していたわけではありませんが、

  • より日常生活で使いやすい

  • 副作用がない

  • 人生自体が豊かになる

ことが理由です。

対象

女性と子ども

女性は身体的な変化やホルモンバランスの変化、
人生の変化など「精神的な揺れ」に遭遇する機会が男性よりも多いこと

そして、今の社会の仕組み自体が女性や子どもにとって生きづらさを生みやすい環境であるので女性と子どものメンタルサポートとしています。

とはいえ個人セッションや講座は男性の方も
受けていただいているので、
ご紹介があれば男性もご利用いただけます。

想い

今ではメンタルヘルス、心の健康について
取り扱うことは普通になってきていますが、

私が大学で精神保健福祉を学んだ当時は
心の不調というとまだまだ差別や偏見がありました。

今でもそうかもしれません。

差別や偏見は知らない・未知な物への不安や怖れなので
悪いわけではありませんが、

精神的に不安定で生きづらさを抱えているのに
さらに周りの人から受け入れられず
自由を奪われるような苦痛をしいられる…

そんな人たちが生み出してきた メンタルヘルスの知恵や工夫は
混迷する今の時代を救うものだと感じています。

心の安定や平穏さ、穏やかさは
もともと私たちの内側にあるもの。

いくら外側に求めても手に入りません。

「心の健康は自分で保つ」と責任を持つことで
あなたの人生はより豊かになっていくいきますよ。

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