【仲間】とか【つながり】が苦手な大学生がピアカウンセリングを受けてみた
静かな部屋の中で
円形に並べた椅子に座り
1人が語り
周りが聴くという
〖ピアカウンセリング〗に
大学生の頃参加していました。
大学で精神保健福祉を
学んでいた私は
当時珍しかった
【クラブハウスモデル】という
精神科に通う人たちの
支援施設でアルバイトを
していて
そこで行われていたのが
「ピアカウンセリング」
ピアとは【仲間】
と訳されるけれど
当時の私は
「仲間」とか「つながり」
という言葉が大嫌い。
友達はいて楽しい大学生活を
送っていましたが、
ベタベタした関係が
苦手でした(-_- )
ところが
そこのピアカウンセリングでは
「そうだよね!」
「私もそうだった、一緒!」
「わかる~」
なんて安易な言葉は一切なく、
話す人は
内側から言葉を紡ぎだし
聴く人は
話だけではなくその人の存在を
感じながら聴く
それが深い部分を共感されているようで
「自分でいい」
「感じたままでいい」
と思える場の力がありました。
私は精神科にかかったことは
なかったけれど
今思えば
人としてのつながりを
感じていたのかもしれません。
専門家や薬だけに頼るのではなく
【自分の専門家は自分】
【お互いに支えあう】
ことがリカバリーにつながるのだと
未熟ながらも感じていました。
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