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死ぬ時に後悔することリスト10

こんにちは。
メンタルウェルネスあおぞらです。

人生は選択の連続です。日々の小さな選択が積み重なり、やがて私たちの人生を形作ります。しかし、その選択が本当に意味を持つのかどうかを意識する機会は少ないかもしれません。日常の忙しさに追われ、目の前のタスクに集中してしまうあまり、私たちは時に、心の奥底で大切にしていることを見失ってしまうことがあります。

しかし、人生の終わりが近づいたとき、人々は立ち止まり、自らの選択を振り返るものです。その時、どのような選択が重要であったか、どのようなことに後悔の念を抱くかを考えさせられます。そして多くの人々が共通して抱く後悔には、深い学びが隠されています。

以下のリストは、緩和ケア医の大津秀一氏が記載した死を前にした人々が実際に感じた後悔をまとめたものです。このリストを見つめることで、私たちは今、何を優先すべきか、どのように日々を過ごすべきかを考えるきっかけになるでしょう。

死ぬときに後悔するリスト10

1.終末期医療についての意思を示さなかったこと

自分は延命医療を望んでいなかったが、その意思を家族に伝えなかったため延命のためだけの医療を受ける羽目になった。

2.他人に優しくしなかったこと
人に心から優しくしてきた人は、死を前に自分に心から優しくできる。最後になって優しさの大切さに気づくことも。

3.喜怒哀楽に振り回されすぎたこと
自分に起きることに心を揺り動かされてきた。しかしそんなことは、死ぬときからすれば大したことではない。

4.自分が一番だと信じて疑わなかったこと
死を前にして医師の話を聞き、学びの大切さを知ることができた。若いうちから人の話を聞けばよかったと感じても遅い。

5.故郷に帰らなかったこと
終期が迫ると、故郷への思いにかられるようになる。元気に帰りうちに、故郷や家、親のもとを訪ねておきたかったと悔やむ。

6.美味しいものを食べておかなかったこと
病気になると、今までの食生活は変化せざるをえない。家族や友人と好きなものを食べる幸せは、元気なときだけ味わえる。

7.仕事ばかりで趣味や旅行に時間を割かなかったこと
「仕事命」の人は、仕事ができなくなったときがつらい。仕事以外の引き出しがない人の闘病は往々にして辛い。

8.子供を結婚させなかったこと
死を前にして、独身の子供の行く末を案ずる人が少なくない。さみしさが思うが、意外と多い後悔。

9.生と死の意味を見つけられなかったこと
生と死の意味を見出さなければ、自分に死が迫ったときに、それは大きな恐怖となり眼前に立ちはだかることがある。

10.大切な人に「ありがとう」と伝えなかったこと
大切な人に「愛している」という言葉をなかなかに抵抗のある人もいるだろう。しかし「ありがとう」は言えるはず。

緩和ケア医 大津秀一氏

このリストにある後悔は、私たちが普段あまり意識しない、しかし非常に重要なことを教えてくれます。忙しさの中で見過ごされがちな人間関係の大切さや、自分自身と向き合う時間の不足、感謝を伝えることの重要性など、日常の中に隠れた価値を再認識することが求められます。

私たちは今、この瞬間にこそ、未来の自分に感謝されるような選択をすることができます。後悔の少ない人生を送るために、心にゆとりを持ち、意識的に選択をしていくことが重要です。これからの日々を、より豊かで満ち足りたものにするために、今日から少しずつでも実践してみてはいかがでしょうか。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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