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バスケ日本代表監督トム・ホーバス流:ファンダメンタルと信念でチームを築く

日本バスケットボール代表のヘッドコーチ、トム・ホーバス氏:「特別な魔法は存在しない。選手やチームの能力を信頼することが大切」

言葉① マジックのようなものはない。基本技術がないと、頂点には到達できない。

Q:東京五輪でホーバス氏が率いた日本女子バスケチームが世界を震撼させました。チームを構築する際の重要なポイントは何ですか?

初めの段階では選手との関係構築やコミュニケーションを最優先します。全員の気持ちを理解することで、効果的な指導ができると考えています。続いて、各選手の役割を明確にします。そして、それぞれの役割だけでなく、他のメンバーの役割も理解することの重要性を伝えます。それを理解できれば、素早く強いチームを形成できると信じています。

Q:役割を明確にすることが成功のキーなのですね。

代表チームでは短期間での集結が必要なため、私には時間が限られています。ある選手が所属するクラブでの役割と、代表での役割は異なることもあります。私はその違いを明確に伝えることで、選手が役割を迅速に理解し実行できるようサポートします。

Q:チーム運営において特に意識していることは?

コミュニケーションの次は信頼です。自分自身の力、チームメイト、そしてチームのスタイルを信じること。その信頼を全員が持つように、しっかりと説明します。

Q:どうすれば、チームや仲間を深く信じることができるのでしょうか?

答えは練習です。私は選手に常に挑戦する姿勢を求めています。厳しい練習を経て、一体感や自信が生まれると信じています。

Q:日本との関わりについて教えてください。初めて日本に訪れてから30年以上経ち、日本人の奥様ともご結婚されていますが、初来日の経緯は?

大学卒業後、NBA入りが叶わず、ポルトガルのチームに加入しました。しかしオフコートでの生活が退屈だったため、トヨタのトライアウトを受けることになり、結果的に日本に来ることとなりました。

Q:日本での初めての生活の感想は?

非常に挑戦的でしたが、日本の文化やビジネススタイルを学ぶことができ、毎日が新鮮でした。

Q:コーチとしてのオファーを受けたのは、引退してからしばらく経った後だったと伺いましたが、コーチングへの情熱は失われなかったのですか?

選手を引退した当初は、家族のために普通の仕事を選びましたが、バスケットボールへの情熱は常にありました。ENEOSからのオファーを受け、再び日本に来る決断をしました。

Q:日本のコーチたちとの仕事で、アメリカの指導法との違いを感じたことは?

大きな違いを感じました。日本は細部へのこだわりが強い国ですが、バスケットボールに関しては、アメリカの方が細部への注意が高かったと思います。

Q:今も過去に学んだことが活かされていますか?

はい、バスケットボールの基本は非常に重要です。私がNBAで学んだこと、特にファンダメンタルの重要性は、現在の指導にも生かされています。

心理学的分析:

トム・ホーバスの言葉とアプローチを分析すると、彼の指導の根底には「信念」と「コミュニケーション」の重要性が浮かび上がってきます。彼は、ファンダメンタルに焦点を当てることで、選手たちが高度な技術や戦略を学ぶ前に、スポーツの基礎をしっかりと身につけることを重視しています。この考え方は、心理学的にも適切であり、人が新しい技術や知識を獲得するためには、基礎的な知識やスキルがしっかりと身についていることが前提とされることが多いからです。

また、彼のコミュニケーションに対するアプローチは、人間関係の構築や維持において非常に重要な要素となっています。彼が選手とのリレーションシップの構築を最初のステップとして重視していることは、心理学的にも選手たちのモチベーションや自己効力感を高めるための鍵であることを示唆しています。適切なコミュニケーションが行われることで、選手たちはチームの一員としてのアイデンティティや役割を確立しやすくなるでしょう。

最後に、彼の「信じる」という言葉の中には、心理学的な側面から見ても、自己効力感や自尊心を高めるための要素が含まれています。選手たちが自分の能力やチームの力を信じることで、彼らの自己評価や自己価値感が向上し、より高いパフォーマンスを発揮することが期待できます。

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