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これから心理学を学ぼうとする方へ


これから心理学を学ぼうとする方へ
この話は臨床心理士を目指す方が対象ではありません。


所謂、心理カウンセラーと呼ばれる民間、協会資格のことで
精神科医の話ではありません。


私も知らなかった、誤解していたのですが、

『心理学』って辛い悩みを解決してくれるものなのだと思っていましたが
実はそれは『心理療法』というモノで『心理学』の中から生まれた技法、
理論なんです。

この違いを書くのには誤解を解きたいという思いがあります。


私が心理学を学び始めた(独学で)のは2012年からなのですが
当時、仕事での人間関係や力量などで心をすり減らしてしまい
頭がわけわかめ(メダパニ)状態でした。


そんな中、会社関係の慶弔ごとがあって、心理学に触れる機会ができたのでした。
その入り口は、You tubeで見た衛藤信之先生の動画でした。

琴線に触れるってこのようなことなのねと
この人に会いに行く(映像が見えたんですね)と決め
とにかく心理学を学び始めたんです。


そして、まぁ誰かに伝えたくって心理学を学び始めたと
周囲に話してみたら、


『あいつ、終わったな・・・』


と言われました。
(陰口でも、面と向かっても)

完全に壊れたな・・・みたいな感じでした(笑)


私も昔はそのような偏見を持っていたので
(まぁ仕方がないな・・・)
ちゃんと学んだから誤解を解きたいなと。


悪さをしたりする輩がいるので私が学んだ『心理学(サイコロジー)』、『心理療法(サイコセラピー)』を説明したいと思います。


では『心理学(サイコロジー)』と『心理療法(サイコセラピー)』を説明していきましょう。


心理学(サイコロジー)って?


調べると難しい言葉がいっぱい並んでいますが要約すると、
『行動や意識を研究する学問』
ということです。

フロイトやユング、最近ではアドラーなどが有名ですね。

心理療法(サイコセラピー)って?

心理療法(サイコセラピー)と調べてみると、
物理的な科学的などの手段に拠らず、対話や訓練を通して
認知、情緒、行動の変容をもたらすことで精神的健康回復、維持を
図ろうとする技法や理論のことだそうです。


この心理療法には『クライアント中心療法(傾聴など』』や『ゲシュタルト療法』などがあります。


簡単に書くと、人の話をちゃんと聴くとか
立場を変えて客観視するなど
悩みを解決するための技法なんです。



なのでアロマセラピーやマッサージのようなものは心理療法とは
別のモノだということなんです。
(リラックス効果などセラピーとしては別カテゴリーという意味です)



なぜ怪しく感じるのか?



1.心理というと目に見えないので怪しい?

2.精神という文字が怪しげな感じ?

3.人をコントロールする道具?

4.隠しておきたい心が見透かされる?

5.心を病む=弱い人

精神的なモノを病気とされがちで
病気=薬などによる治療を想像するのが容易であり
誤解を生じやすくさせているのかもしれません。

それ以外にも、セミナーと称したよからぬ事件も
誤解を生むのに拍車をかけているからだと思うのです。


他にもあるかもしれませんが、私はこのように思っていました。


『自分には関係ないこと』


コロナが流行りだしたころ、
TVの向こう側のように見ていた感じなのかと。


また、男は昔から弱音を吐くな、頑張ればなんとかなるという根性論を
子供の頃から植え付けられて、悩みを持つことが弱いと
悪いをイメージを植え付けられ隠そうとするものだと思うのです。


そんな自分を見せてはいけない
そんな自分は恥ずかしい


このようなモノが心の奥底にあると無意識に
抵抗を生んでいるのかもしれません。



心理学、心理療法=生きる知恵


ほとんどの人が悩みを抱えたり苦しんだりした事後処理と
考えてしまいます。
実はそうではなく事前予防や対処療法、ビジネスシーンでも活躍する
便利ツールだったりするんです。


実際には悩んでいるときに使う技法が多いのですが
ビジネスシーンでも日常でも本当に役立つ技法がたくさんあるんです。
逆に日常で使えない技法なんか特別な時に使えるわけがないんです。


例えばウォルト・ディズニーは3つの部屋というモノを使ってアイデア出しをしています。これはゲシュタルト療法のエンプティ・チェアという技法と同じことをしています。

ディズニーは3つの部屋を作ってアイデア出しをするのですが詳細はウィキペディアなどで調べてください。



それ以外にも話の聴き方は、人間か関係を構築する、改善するのに
最適な技法でもあります。
コミュニケーションが円滑になることで、
親子、男女、仕事面で優位に働くとしたら誰もが喜んで学ぶと思うのです。


心理学や心理療法は治療のためだけではなく、よりよく生きていくための
知恵がたくさん詰まっているのだから
生きていくための知恵として受け入れればいいんです。



最後に・・・


もしこれから心理学・心理療法を学びたいと考えている方は
生きていく知恵を学びに行くと思ってください。
もしかしたらもうすでにその知恵を手に入れているかもしれませんけどね。


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