見出し画像

ハラスメントストッパー <‟ピアノはすてきなのに”の ストリートピアノ>

学会参加で、池袋に行ってまいりました。


この学会に所属している人たちは、「ことばのリハビリ担当」の同職者だけではありません。

作業療法士さん、教育関係、コミュニケーション機器の業者さん……と多くの職種の人たちが集まる学会です。

思い入れがあって、この10年以上は毎年参加しています。

学会2日目の朝は、
新宿チェックメイトビルのピアノを弾きに行きました。
事前にビルの管理の方に電話してピアノを弾ける時間を確認しておきました。
管理の方:「日曜は、終日弾けますよ」
自分  :「え?朝8時とかでも大丈夫ですか?」
管理の方:「はい。朝8時からでも大丈夫です」

日曜の午前8時前。 そこは有名な繁華街。 
朝とはいえ、己のあまりの場違いさに「自分がここを歩いていいのだろうか」とちょっと緊張しました。


ビル内の薄明かりに照らされたピアノを見つけたときは、ほっとしたのですが、

こんなにすてきなピアノなのに。

場違いさを引きずったまま弾いてしまいました。
「あ〜、そんな弾き方しちゃって、まだまだだよ」と、鍵盤が指に訴えてきます。
弾いているのに、こんなに自分に意識が向いてしまってはいけません。


今回、再確認いたしました。
「弾いている時は、
ピアノやその場所との一期一会を大切にしていきたい」


ピアノの写真だけ、もう一度。
それはもう、すてきなピアノでした。







この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?